スペイン東部バレンシア州などで集中豪雨により洪水が発生し、少なくとも63人が死亡しました。
地元メディアなどによりますと、東部バレンシア州で29日、集中豪雨により洪水が発生し、少なくとも62人が死亡しました。
車が流され、道路や住宅が冠水したほか、屋根の上や閉じ込められた車の中で救助を待っている人もいて、数十人が行方不明だということです。
また、同じような大雨による被害が南部アンダルシア地方などでも起きていて、中部カスティージャ・ラ・マンチャ州では、1人の死亡が確認されたということです。
スペイン政府はサンチェス首相を委員長とする委員会を設置。軍などを動員して緊急で対応に当たっていて、サンチェス首相は不要不急の移動は控えるよう国民に呼びかけました。
スペイン上空は寒気を伴った低気圧の影響で大気の状態が不安定となっていて、バレンシアの一部地域では過去20年で最多という記録的な大雨となったということです。
気象当局は引き続き大雨に警戒するよう呼びかけています。
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