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正月を彩る“肉づくし”や“キャラづくし”「おせち」…2026年は「少量」「カスタマイズ」も人気【THE TIME,】 

経済
2025-10-08 07:00

盛り上がりを見せる「おせち商戦」。これまでおせちを買わなかった人を取り込むために、様々なニーズに合わせた個性的な商品も続々登場しています。 


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ご飯メニューも入った「ソロ活おせち」

2025年正月シーズンの「おせち料理の平均価格」は、2万7826円。(※帝国データバンク調べ・三段重または3~4人前サイズ)


一方で、若い世代からは…


「1万円超えてくるとちょっと…」(20代男性)
「おせちは“大きくて高い”イメージ。小さかったら食べたい」(20代女性)


そんな若い世代にもぴったりなおせちも登場しているようです。


『ローグエイト』おせちマイスター・小出直也さん:
「ライフスタイルの変化によって、“一人一人のニーズに合った”商品。若い世代に対しても【少量のおせちの商品】がかなり増えてきている」


150種類以上のおせちを展開する『髙島屋』が、このお正月に向けて初めて販売したのは、「ソロ活おせち」(1人前/6480円/サイズ約14.5×14.5×高さ4cm・1段)※髙島屋オンラインストア・通信販売のみで販売


おせち担当バイヤー・佐々木伸一さん:
「おひとり様向けに開発し、“伝統的な和のおせち”を考えながらもご飯メニューをプラスした」


サイズは通常の半分ほどですが、黒豆や栗きんとんなどお正月らしい18品に加え、エビ・うなぎ・カニと3種のてまり寿司も入っているので、見た目も華やかな上、食べ応えも十分です。


「カップを取って」自分好みに

「黒豆いらない。“カスタマイズ”できたらいいかも」(20代女性)
“好きなものだけ”を好きなだけ食べるおせちがいい」(20代女性)


そんな【カスタマイズ欲求】を満たしたのが、『そごう・西武』の「新宿 割烹 中嶋×オテル・ド・ヨシノ 和洋折衷カップおせち二段重」(4~5人前/3万2400円/サイズ27.7×27.7×高さ5.4cm・2段)


パテ・ド・カンパーニュや焼帆立、山クラゲ(茎レタス)の和え物など、和洋50種類の料理がそれぞれ“カップ”に入っているのですが、そこには“ある狙い”が…


マーチャンダイザー・長岡俊範さん:
「一個ずつキレイに取り分けて、“自分スタイルのおせち”ができるようにに組み立てた」


食べたいカップだけを取り出して、自分だけの「おせちプレート」を楽しむことができます。


お重に詰めた“愛”「キャラおせち」

最新おせちで、外せないジャンルがもう1つ。


『ローグエイト』おせちマイスター・小出直也さん:
「テーマ特化型といって、自分が好きな物だけで構成される【キャラクターおせち】が近年ドンドン増えている」


そんなキャラおせちに、付録付きマガジンでお馴染みの出版社『デアゴスティーニ』も参入。毎年完売するほど人気だといいます。


2026年は、バレーボールに青春をかける高校生たちを描いた人気アニメの「ハイキュー!!おせち2026」(2~3人前/2万6400円/サイズ約16.5×16.5×高さ15cm)※数量限定


和洋中の三段重には、キャラクターの好物やバレーボール型のグミ、練り切りで表現したキャラクターなどが並び、料理を飾るピックは、作品にも登場する「試合中の横断幕」の形。


さらに、アクリルスタンドや風呂敷などのオリジナルアイテムもセットになっていて、“ハイキュー!!愛”あふれるおせちになっています。


2026年に55周年を迎える「仮面ライダー」のおせちも、ファン垂涎。


一段目の「ライダーお重」は和風、2段目の「ショッカーお重」には洋風の料理が並ぶ「仮面ライダーおせち2026二段重」(2人前/2万4840円/サイズ17.8×17.8×高さ4.7cm・2段)は、『そごう・西武』の限定商品。


ライダーやショッカーの顔をかたどったお饅頭や、変身ベルトチーズなど“仮面ライダー愛”あふれる料理だけでなく、おまけは、ライダー気分を味わえる赤いマフラータオル。質にもこだわった特製の今治タオルです。


総重量4kg超の“肉づくし”おせち

『東武百貨店 池袋本店』の“テーマ特化型おせち”は、肉料理を詰め込んだ総重量4kg超の「ギルティオードブルおせち 一段」(約6人前/3万5640円/サイズ41.5×41.5×高さ6cm)


カルビ巻フランクや鶏モモロースト、ビーフシチューなどをはじめ、メインは約280gのローストポーク。肉をよりジューシーにする特製の「にんにく背脂ソース」付きです。 


ちなみに、この“肉づくしおせち”のカロリーは、7500kcal以上。お正月に食べるということで、「成人男性3日分のカロリー」にしたのだといいます。


どれにしようか悩むほど多様化するおせちですが、2026年はどんな“ニーズ”で選びますか?


(THE TIME,2025年10月3日放送より)


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