技術の進歩によってロボットが身近に存在する社会がすぐそこまできています。そんななか、12日から愛知県でロボットの展示会が開催されています。驚きの最新ロボット技術とは。
真横移動が可能な「介護ロボット」 200通りのレシピもボタン1つで簡単に「調理ロボット」
南波雅俊キャスター:
ロボットは生活にも欠かせないものとなってきました。様々なロボットをご紹介します。
まずは、病院や家で活躍するロボットです。
【移動・移乗支援ロボット STAR】54万8000円
・今夏に実用化の車いす
・真横にも移動可
・肘置きが上がり乗り降り容易
続いて、調理ロボットです。
【炒め調理ロボット I-Robo2】580万8000円
・登録したレシピ通り作る
・具材を入れボタンを押すだけ
・チャーハンは約1分半で調理可能
・ナポリタン、ガパオライス、パッタイ、ラーメンなど調理可能レシピは200種類以上
・大阪王将、一風堂、ローソンなどで導入
配膳ロボットを時給換算すると…93円!
南波キャスター:
配膳ロボットなどを扱う「DFA Robotics」では、3500台以上導入しています。
▼販売
181万5000円~※メーカー希望小売価格
▼リース(5年プラン)
月額:3万3770円~※リース会社により異なるため目安
時給:93円~※1日12時間30日稼働の場合
2021年から約2100店舗で配膳ロボットを導入している「すかいらーく」によると以下のようなメリットがあったといいます。
・従業員の歩行数 約4割削減
・フロア業務の難易度を軽減し、多様な人材を雇用できる
・人にしかできない業務に注力できる
・待ち時間の解消
人を削減するというわけではなく、人の負担を減らすという目的ですかいらーくグループでは導入しているということです。
「人と直接話すのが苦手な子も…」子ども達に笑顔する家族型ロボ
南波キャスター:
GROOVE Xが販売している、LOVOT[らぼっと]を紹介します。
【LOVOT[らぼっと]】本体価格:44万9900円~
※モデル・カラーにより価格が異なります
※月々、別途料金がかかります
「LOVOT」は、不登校の児童などをサポートする教育支援センター「グリーンルーム」で導入されています。
2024年に「LOVOT」を試験的に導入したところ、出席率1.5倍になり、さらに「LOVOT」がいることで、子ども達の表情が明るくなり友達との交流も深まったということです。
2025年6月から本格導入した担当所長は「人と直接喋るのが苦手な子もLOVOTを介しての会話で自信がつく。学校に行ける子も増えてきた」と話しています。
日比麻音子キャスター:
共存といいますか、当たり前の景色になってきていますよね。
国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
身の回りにロボットがいるのが当たり前になって、介助からコミュニケーションまで、ロボットが人を助けてくれています。もうここまで来たかという感じですよね。
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<プロフィール>
堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
BSーTBS「報道1930」ニュース解説
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