今、客室乗務員や空港スタッフの身だしなみのルールが、変わってきています。働きやすさを重視する姿勢が、広がってきているようです。
「社員の声を受けて」スニーカー着用の動き拡大
日本航空 担当者
「『制服着用時にもスニーカーを着用したい』という社員の声を受けて」
日本航空が業務中の“スニーカー着用”を発表しました。
JALグループ6社の客室乗務員および空港スタッフ(国内56、海外40)、約1万4000人に対し、スニーカーの着用を解禁しました。
高柳光希キャスター
「荷物棚を閉める客室乗務員の足元は黒いスニーカーで、非常に動きやすそうです」
収納棚に荷物を乗せる時の手伝いやドリンクのカートを運ぶなど、動きのある業務が多いため、スニーカーにすることで足への負担が軽減されます。
高柳キャスター
「履いてみてどうでしたか?」
日本航空 客室乗務員 堤さん
「動きやすいですね。動きやすさ、足元の軽さを感じたので、どんどん広めていきたい」
今、航空業界などではスニーカーの着用を認める動きが広がっています。
「ジップエア」のスニーカーは誰でも購入可能
「スカイマーク」は2025年4月14日から、客室乗務員と空港スタッフはソールの高さが4cm未満の黒のスニーカーも着用できるようになりました。
日本航空傘下のLCC=格安航空会社の「ジップエア」は、就航が始まった2020年からオリジナルのスニーカーを導入。
フライト業務は黒、地上業務は白と使い分けをしていて、このスニーカーは従業員だけではなく、誰でもオンラインショップで購入が可能です。(「NOVESTA ZIPAIRスニーカー」2万2000円)
鉄道でも“身だしなみルール”に変化
さらに鉄道でも。
東京メトロは従来、革靴の着用が決められていましたが、5月から黒っぽい色であればスニーカーも着用が認められました。
働きやすさ向上のため、靴や制服など、“身だしなみ”のルールが変わってきています。
日本航空 客室品質企画部 関口明子さん
「社員から要望があり、スニーカーの導入を決めた。働きやすい社員の職場づくりの取り組みに関して続けていきたい」
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