国内
2025-11-19 07:30
亡くなった祖母の形見として受け取ったネックレスを分解し、娘と孫あわせて10人が“思い出を分けあえる形”へと生まれ変わらせた動画が、230万回再生を突破。「こういう形見分けがあったとは」「発想が素敵」「おばあちゃん喜んでる!」などのコメントが寄せられている。投稿者でハンドメイド作家・ちひろさん(@mil.resin)に話を聞いた。
【写真】おばあちゃんの真珠ネックレスをリメイクしたら…?
■娘4人・孫6人のアクセサリーに生まれ変わった“真珠ネックレス”
――YouTube動画「おばあちゃんの真珠切ります」に大きな反響がありました。まずは、反響を受けての心境をうかがえますか?
「たくさんの人に見ていただけて光栄です。高価な真珠を切ってリメイクとして形を変えることに反対の意見もあるのかなと思いましたが、ほとんどの方が肯定的に見てくださって。『天国で喜ばれていますね』などのコメントが多く、とても嬉しかったです」
――おばあちゃんの形見のネックレスをリメイクしようと思ったきっかけを教えてください。
「今年の春、遠方に住む母方祖母が亡くなり、母と叔母たちが片付けをしていた時、いくつかジュエリーが出てきました。私がハンドメイド作家であることを知っていたので、全てを『好きに使ってくれたら』と私に託してくれたのです。祖母には4人の娘がいて、孫世代もほとんど女性ですが、東北から九州まで全国に住んでいます。離れている皆で思い出を分けられ、おばあちゃんも喜んでくれそうな使い方をしたいと考えました」
――動画内では、形見の真珠ネックレスが複数の現代的なネックレスへと生まれ変わっていました。最終的にどのようなアイテムになったのでしょうか?
「娘4人・孫6人でネックレスやピアスにしました。事前に連絡を取り合い、ゴールド派・シルバー派・長めのペンダント風が良いなど、希望もききながら全員の手に渡っています」
――リメイクする際に心がけた点、苦労した点はどのようなことでしょうか?
「いちばんは“使ってもらえる形にすること”でした。誰かの引き出しに眠るだけではもったいないと思いリメイクを決めたので、流行に左右されないシンプルなデザインにしたり、希望の長さに調整したりと、普段使いしてもらえるように心がけました。それぞれ希望のデザインに合う細かいパーツ合わせもあり、少しずつ異なるアクセサリー作りは時間がかかりましたが、楽しい作業でした。あまった真珠は、私用に少し個性的なデザインを作って、普段身につけています」
■“眠らせず、生かす”という選択 ハンドメイドに込める思い
――リメイクしたアクセサリーをうけとった親族の反応はいかがでしたか?
「最初は孫世代だけにネックレスを作ったのですが、それを見た娘世代も『やっぱり私たちも欲しい』とリクエストしてくれました。『こんな形で形見分けできて素敵』『みんなでお揃いなんて思いつきもしなかった』と言ってもらえましたし、さっそく着用した写真を送ってくれて『おばあちゃんと一緒』と喜んでくれました」
――動画のコメント欄には「おばあちゃん喜んでいる!」「アイデアが素敵すぎる!」など称賛の声が相次いでいました。とくに印象に残ったコメントはありますか?
「『思い出が繋がって素敵』などのお褒めの声は嬉しかったです。それとは別に、『うちにも遺品のジュエリーがある』『これ何を使ってるの?』と、やり方や動画内の材料を聞いてくださるコメントも多かったんです。私は大切なものほどしまい込むより活用したい派なので、古いジュエリーも手入れをすれば綺麗になるし、思い切って形を変えるというアイデアを知って欲しいと思い、それぞれにお返事させていただきました」
――コメントを通して、ちひろさんの“物を大切に生かす”という考え方に共感する声も多く見られました。ハンドメイド作家として活動するちひろさん。最後に、ハンドメイドの魅力とSNS配信を通じて伝えたい思いをうかがえますか?
「ハンドメイドの魅力は、“こうだったらいいのに”を形にできるところだと感じています。オーダーをいただいてお客様とやり取りを重ねる時間には、その方の想いや理想、そして作家側の試行錯誤が重なり、小さな物語がいくつも生まれます。SNSでは、そうした制作の裏側も含めて作家の日常をお届けしています。“ハンドメイドって素敵だな”と感じてもらえたらもちろん嬉しいですし、忙しい日々の合間に気軽に楽しんでもらえたらと思っています。これからも、選んでいただける作品作りと発信を続けていきたいです」
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――YouTube動画「おばあちゃんの真珠切ります」に大きな反響がありました。まずは、反響を受けての心境をうかがえますか?
「たくさんの人に見ていただけて光栄です。高価な真珠を切ってリメイクとして形を変えることに反対の意見もあるのかなと思いましたが、ほとんどの方が肯定的に見てくださって。『天国で喜ばれていますね』などのコメントが多く、とても嬉しかったです」
――おばあちゃんの形見のネックレスをリメイクしようと思ったきっかけを教えてください。
「今年の春、遠方に住む母方祖母が亡くなり、母と叔母たちが片付けをしていた時、いくつかジュエリーが出てきました。私がハンドメイド作家であることを知っていたので、全てを『好きに使ってくれたら』と私に託してくれたのです。祖母には4人の娘がいて、孫世代もほとんど女性ですが、東北から九州まで全国に住んでいます。離れている皆で思い出を分けられ、おばあちゃんも喜んでくれそうな使い方をしたいと考えました」
――動画内では、形見の真珠ネックレスが複数の現代的なネックレスへと生まれ変わっていました。最終的にどのようなアイテムになったのでしょうか?
「娘4人・孫6人でネックレスやピアスにしました。事前に連絡を取り合い、ゴールド派・シルバー派・長めのペンダント風が良いなど、希望もききながら全員の手に渡っています」
――リメイクする際に心がけた点、苦労した点はどのようなことでしょうか?
「いちばんは“使ってもらえる形にすること”でした。誰かの引き出しに眠るだけではもったいないと思いリメイクを決めたので、流行に左右されないシンプルなデザインにしたり、希望の長さに調整したりと、普段使いしてもらえるように心がけました。それぞれ希望のデザインに合う細かいパーツ合わせもあり、少しずつ異なるアクセサリー作りは時間がかかりましたが、楽しい作業でした。あまった真珠は、私用に少し個性的なデザインを作って、普段身につけています」
■“眠らせず、生かす”という選択 ハンドメイドに込める思い
――リメイクしたアクセサリーをうけとった親族の反応はいかがでしたか?
「最初は孫世代だけにネックレスを作ったのですが、それを見た娘世代も『やっぱり私たちも欲しい』とリクエストしてくれました。『こんな形で形見分けできて素敵』『みんなでお揃いなんて思いつきもしなかった』と言ってもらえましたし、さっそく着用した写真を送ってくれて『おばあちゃんと一緒』と喜んでくれました」
――動画のコメント欄には「おばあちゃん喜んでいる!」「アイデアが素敵すぎる!」など称賛の声が相次いでいました。とくに印象に残ったコメントはありますか?
「『思い出が繋がって素敵』などのお褒めの声は嬉しかったです。それとは別に、『うちにも遺品のジュエリーがある』『これ何を使ってるの?』と、やり方や動画内の材料を聞いてくださるコメントも多かったんです。私は大切なものほどしまい込むより活用したい派なので、古いジュエリーも手入れをすれば綺麗になるし、思い切って形を変えるというアイデアを知って欲しいと思い、それぞれにお返事させていただきました」
――コメントを通して、ちひろさんの“物を大切に生かす”という考え方に共感する声も多く見られました。ハンドメイド作家として活動するちひろさん。最後に、ハンドメイドの魅力とSNS配信を通じて伝えたい思いをうかがえますか?
「ハンドメイドの魅力は、“こうだったらいいのに”を形にできるところだと感じています。オーダーをいただいてお客様とやり取りを重ねる時間には、その方の想いや理想、そして作家側の試行錯誤が重なり、小さな物語がいくつも生まれます。SNSでは、そうした制作の裏側も含めて作家の日常をお届けしています。“ハンドメイドって素敵だな”と感じてもらえたらもちろん嬉しいですし、忙しい日々の合間に気軽に楽しんでもらえたらと思っています。これからも、選んでいただける作品作りと発信を続けていきたいです」
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