
インフルの小1男児が4階から転落
11月17日、東京都杉並区のマンションで小学1年生の男児が転落する事故がありました。
男児はインフルエンザで発熱中でした。
事故当時、母親は薬を買いに外出していたため、家に1人でいたということです。
4階の自宅のベランダから1階の植え込み部分に転落したとみられていて、左の太ももから出血し病院に運ばれました。
警視庁はこの転落の経緯について、現在調べを進めています。
【写真を見る】インフルの小1男児マンションから転落 “子どもの異常行動”厚労省が注意呼びかけ 見守るときの対策は【ひるおび】
厚労省 インフルエンザ感染時の異常行動に注意を呼びかけ
全国のインフルエンザの感染者の数は、1医療機関あたり平均で21.82人。12週連続で増加しています。
休校・学年閉鎖・学級閉鎖が相次ぎ、全国で3584の施設におよんでいます。
厚生労働省は、インフルエンザによる高熱などが原因で飛び降りなどの異常行動をするケースがあるとして、以下のように注意を呼びかけています。
≪インフルエンザの患者さん・ご家族・周囲の方々へ≫
インフルエンザにかかったときは、飛び降りなどの異常行動を起こすおそれがあります。
特に発熱から2日間は要注意!
窓の鍵を確実にかけるなど、異常行動に備えた対策を徹底してください。
また異常行動の例として
◆突然立ち上がって部屋から出ようとする
◆興奮して窓を開けてベランダに出て飛び降りようとする
◆人に襲われる感覚を覚え、外に走り出す
◆突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
◆自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
◆変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
などを挙げています。
「娘が高熱で寝ているときに突然笑い出したので目が離せなかった。」(40代女性)
「いとこが小学校高学年だった頃、『何かが生えている』と床を叩き続けた。さらに窓から飛び降りようとして、おじが必死に止めた」(20代女性)
という視聴者の声もありました。
なぜこのような異常行動が見られるのか?
異常行動の要因について東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授はー
「大人が発熱で意識がもうろうとすることがあるように、子どもは高熱による意識の混乱がより出やすいとされる」と話し、大人がそばで見守ることが重要だとしています。
見守るときの対策は
厚労省は、以下の対策を挙げています。
◆玄関や全ての部屋の窓を確実に施錠する
(内鍵、チェーンロック、補助錠がある場合はその活用を含む)
◆窓に格子のある部屋がある場合はその部屋で寝かせる
◆ベランダに面していない部屋で寝かせる
◆戸建ての場合は、できる限り1階で寝かせる
コメンテーター 高橋ユウ【4歳・2歳の母】:
うちの子も先々週インフルエンザにかかって、年齢的にも本当に目を離せない状況だったので一緒にはいたんですけど、小学生になってお留守番もできる歳だと「ゆっくり休んでね」ってなるので…
ぐったりして寝ているんだと思いきや、いきなり異常な行動を起こすかもしれないと思うと本当に心配です。
恵俊彰:
厚生労働省がこういう発表をしていることを知っておく必要がありますね。
厚労省の呼びかけでは、就学以降の小児・未成年の男性で報告が多いとされています。
特に「発熱から2日間」は要注意です。
(ひるおび 2025年11月18日放送より)
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