E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)【後編】

【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)【後編】

国内
2025-09-28 10:52

部下の既婚男性とホテルで複数回の”密会”をしていたと明かした前橋市の小川晶市長。9月24日に行われた臨時の記者会見で小川晶市長は何を語っていたのか。その謝罪会見の全文の後編です。


【写真】臨時の謝罪会見 前橋・小川晶市長


前編記事は、
【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)【前編】
として公開中


【質疑応答の続き】


Q.2人で会っていたのは通常業務の時間外?


<小川晶市長>
そうです 。


Q.男性と会うまでの移動手段は? 


<小川晶市長>
えっと。駐車場まで市役所からの公用車で送ってもらったこともありますし、それ以外には自分の車で土日ですね。休みの日は自分の車で出かけたこともあります。


Q.公用車を利用するときというのは、運転手さんもしくは他の職員は、その職員に会うということは把握していたんでしょうか?


<小川晶市長>
しておりません。 


Q.職員の年代は?


<小川晶市長>
私の方からはお答えを控えさせて頂きたいと思います。


「ラブホテルで会ったのは、いつからいつまで?」


Q.今後の進退について。今後第三者と相談しながら考えていきたいということでしたけれども、この第三者というのは?


<小川晶市長>
弁護士や支援者等様々おりますので、これから相談をしたいというふうに思っております。 


Q.議会側から辞職を求められたらどうしますか? 


<小川晶市長>
そのときに判断をさせていただきたいと思います。 



Q.ラブホテルで会ったのは、いつからいつまでの期間?


<小川晶市長>
一番最初に行ったのはおそらく2月か3月ぐらいだったと思います 。


えっと、頻度につきましては、特段ですね。定期的にということではなくて、悩みがあったり相談があったりというときに行っておりますので、私の認識とすると8月は特に話を聞いてもらった回数が多かったというふうに思っております。 


Q.最近だと9月もあったのでしょうか?


<小川晶市長>
そうでございます。 


「ホテルへの誘いは、どちらからが多かった?」

Q.8月が多かったということだが。どういうペース?


<小川晶市長>
そうですね。8月中に5回くらいはあったというふうに思います 。


Q.10回以上というのは全て市長から会おうと思ったのか。それとも当該職員からか。経緯は?


<小川晶市長>
どちらの場合もあります。
私の方から話を聞いてもらいたいというふうに言ったこともありますし、職員の方からちょっとあの「話を聞きますよ」というふうに言ってもらったこともあります。 


Q.どちらの方が多かった?


<小川晶市長>
うーん。どちらの方が・・・。
職員から声をかけてもらう方が多かったような気がします 


Q.市の幹部とどういう仕事を一緒にしていたのか? 


<小川晶市長>
具体的にいまお話をすると特定されてしまうかなと思う。コミュニケーションを良く取る人物ではありました。


「どこのホテルを利用していた?」

Q.プライベートの時間で話をしなければいけなかった理由は? 


<小川晶市長>
中々、職場では私も悩んでいることをうまく話せなかったり、感情がでて泣いてしまったりということができなかったので そういった心の中のもやもやしていることを 職場内で聞いて頂いたということが多いです。



Q.ラブホテルを利用したことについて倫理的・道義的にどう考えるか?


<小川晶市長>
通常であれば誤解をされてしまうような場所であったことは今は本当に申し訳なく思っています。 
当人同士が何も無いから良いんだという身勝手に判断してしまったと大変反省しています 。


Q.どこにあるホテルを利用していたのか?


<小川晶市長>
回数が多いのは前橋市内のホテルです。 


Q.市外のホテルも?


<小川晶市長>
あります。群馬県内です。


「最初は飲み屋とかカラオケボックス」

Q.男性の妻は、この関係について知っていたか?


<小川晶市長>
私の方では承知していないが、おそらく知らなかったと推察します 



Q.男性の妻に説明したり謝罪する予定は?


<小川晶市長>
その職員を通じて、謝罪というか、申し訳ないという気持ちを伝えたいという話をしたが、「そっとしておいて欲しい」と言われているので現状ではお伝えできていません。


Q.進退について市長の気持ちは?


<小川晶市長>
まずはしっかりと今回自分が周りの皆様にご迷惑をかけてしまったことを反省して、その上で考えたいと思っています。 


Q.個人的に会うようになったのはいつ頃?


<小川晶市長>
昨年の夏くらいだと思います。 それは飲食店、飲み屋で食事をしながらとか、カラオケボックスで、カラオケを歌わないけれども、話をしながらということが 昨年の夏くらいからだと思います。 


Q.カラオケボックスも密室。ホテルは人目につかないというのはどういう違いが?


<小川晶市長>
カラオケもですね、受付で人に会ったりとか、店員の方が飲み物とか食べ物を運んで来るときに、お会いしたりだとか、トイレに行くときに、やはり知り合いに会ったりということもありましたので、やはりなかなか落ち着かないなというような心情でありました。 



Q.報道の中でこれが違うという点はあるか?


<小川晶市長>
私が例えば公用車から降りるときに、眼鏡やマスクをしていたということについては違います。 
あとは駐車場から職員の車に乗り込むときに職員がドアを開けて、私が乗り込んだというのも違うと思います。


「男性職員は処分は、適切な方法に則って処分がされると思う」

Q.その他の事実関係は?


<小川晶市長>
私が今日答えたことについては事実です。


Q.この話は誰にも言わなかった?全く秘匿していた?


<小川晶市長>
私は誰にも話をしていませんでした。


Q.男性職員は?


<小川晶市長>
私はそこまで把握をしていません。


Q.相談内容は?


<小川晶市長>
仕事に関する内容も含まれていた。
なかなか思うように進まないことがあってそういった悩みも聞いて頂きました。


Q.男性職員の処分については?


<小川晶市長>
処分については、適切な方法に則って処分がされると思いますので、副市長以下に任せたいというふうに思っています。 


Q.報酬の減額など考えているか?


<小川晶市長>
様々な責任の取り方があると思いますし、それぞれ手続きがあると思います。今後しっかり相談して考えていきたい。


「群馬県内の大雨時にもラブホテルに?」

Q.一般的に「記録的短時間大雨情報」が出たときの市長の対応は?


<小川晶市長>
前橋市内で注意報のレベルであれば、連絡が常にとれる態勢を取っておくということになっている。


警報が出た場合は災害警戒本部が立ち上がるので、その際には私はいつでもかけつけられるように自宅で待機しておくことになっている。


災害が発生した場合には、本部長となって災害本部を立ち上げますので、そのときには当然私が指揮を振って対応するようになっている。 


Q.警報が出て市で会議体が立ち上がったと聞いている。市長は会議を欠席した?


<小川晶市長>
 9月10日については 前橋市内で警報はでておりませんので、警戒本部は立ち上がっていない状態です。


Q.すぐに連絡が取れればどこにいても大丈夫という認識だった?


<小川晶市長>
はい。そして何かあれば直ぐに駆けつけるという対応を取っていたと思います。


「市民に理解してもらえるか?」

Q.戦没者追悼式に出席しなかったのは、この件が影響と回答していた。具体的な状況は?


<小川晶市長>
週刊誌から取材を最初に受けたのが先週の水曜日、17日でした。いつ、こういった記事が出るのかもわからないという段階で、仮にこの戦没者追悼式の前後に記事が出まして その関係の取材等が会場に押しかけると大変この行事としての、本来の行事が執行できなくなるというふうに思いまして、急遽ですけれども私は出ない方が良いだろうと判断をさせていただきました。 


Q.重要な公務に出席できなかったことについて思いを聞かせていただけますか。


<小川晶市長>
はい。本当に申し訳ないというふうに思いますし、改めて自分の行動が本当に一つ一つですね、大きな影響を及ぼしてしまうんだなというのを改めて自覚をしたところでございます。 
しっかり反省をして今後はこういうことがないように、一生背負っていかなければいけないと思っています。


Q.市民に理解してもらえるか?


<小川晶市長>
本当にそういう意味では期待をしていただいている皆様にショックを与えるようなニュースでありますので大変申し訳ないなと感じているところです。


Q.市長はもともと弁護士として活動してきた。脇が甘いのでは? 


<小川晶市長>
今おっしゃられた通りということで。その通り、その通りとしか言いようがないんですけれども、私としては周囲を気にせず話ができる場所ということで、本当に考えが足らない判断だったと思っています。 


「市政への影響をどう考える?」

Q.市長の悩みとは具体的にどんなもの? 


<小川晶市長>
例えば、8月は自分の親の死という悲しい出来事ではあったんですけど、私自身はできるだけ公務に参加をしたいと、自分の個人的な家の事情よりも市長としての仕事を優先したいと思っていたんですけども、やはりそれが休まなければいけないというような状況になりまして、そういった納得のいかない、心の整理がつかないところについても、何で公務に出ちゃいけないんだというのをその職員と話をさせて頂きましたし、ちょっと葬儀の話になって恐縮なんですけども、葬儀に関しても私の実家では本当にこう静かに母を送りたかったっていうのがあるんですけれども、自分の公人という立場があるので、千葉では静かに葬儀をやりたいけれども、群馬の方で結構大騒ぎになってしまって、なかなかそういった静かに送りたいっていうことが自分のせいで叶えられないという悔しさもあって、そういった相談をさせていただきました 。


Q.群馬で大騒ぎというのは市長の母が亡くなったことについて?


<小川晶市長>
そうです。群馬から千葉までお通夜、告別式に参列したいというような声もたくさんありましたし、そういった対応についてできるだけ来て欲しくないというのは大変失礼なんですけども、静かに葬儀を行うためにどういった対策が取れるかというのもいろいろと相談をさせていただきました。



Q.市政を担っていく上で今度どのように職員とコミュニケーションを取っていく?


<小川晶市長>
なかなか私自身のいろんな相談ができていなかったということだと思いますので、今後、副市長や他の職員ともしっかりといろんな方とコミュニケーションが取れるようにしていきたいと思っています。


Q.これまではそういった方(副市長など) とコミュニケーション取っていなかった? 


<小川晶市長>
副市長や特別職とも当然コミュニケーションはとっているんですけども、大きな方針についての話をすることが多かったです、その職員とはもっと細かい小さなことや一つ一つのできごとについても共有をさせていただいておりました。なるべくトップダウンの方針を出すのではなくて現場に近いところからいろいろと情報を共有したり私の思いを伝えてもらえることができないかということで、職員にいろいろ相談をさせていただきました。


Q.市政にどのような影響があると?


<小川晶市長>
まずは市民の皆さんにも大変ショックを与えてしまっただろうということで、期待をしていただいてる市民の方々に対しては期待を裏切ってしまった部分があるということで私自身の信用にかかわることは少し影響があるだろうと思っております。また問い合わせ等がこれからでてくると思いますので窓口の職員を含め、少し業務の方にも何か支障が出てしまうんではないかといま懸念をしているところでございます。


「不倫報道のように見えてしまうことについては?」

Q.話し合いをするのが市長室ではダメだった理由は?


<小川晶市長>
特定の職員とやはり長時間いるということをどう思われるかっていうのもありますし、あとはやはり私が結構泣いたりだとかちょっと感情的になったりするところもあるので、そういった姿を市役所の中では見せたくないというような思いも強かったです。 


Q.男性職員と知り合ったのは市長になってから? 


<小川晶市長>
そうです。


Q.男性と知り合う以前は、悩み相談などどのように対応していた?


<小川晶市長>
市長になる前、議員の時には割とそういったことも自分の支援者であったり、友人であったり、外でも何でも言えるような環境であったんですけれども、やはり市長職という立場上、自分の思っていることや不満については、どこでも言えるものではないなと、内部のことについても内部以外の方々にあまり話ができるものではないなということで、相談ができる人が少なかったのがあります。 


Q.男性職員が1番の相談相手だった?


<小川晶市長>
はい。


Q.不倫報道のように見えてしまうが、それについてはどう考えているか? 


<小川晶市長>
当人同士は全くそういう意図はありませんでしたので、職場の上司と部下という立場ですけれども相談に乗ってもらえるという相手ということで、私の方は捉えていました。 


<司会>
それでは以上で、臨時の記者会見を終了させていただきます。


<小川晶市長>
すいません。本当に多くの皆様にご迷惑をおかけして本当に申し訳なかったというふうに思っております。誠に申し訳ありませんでした。
 


ーーーーーーーーーーー
前編記事は、
【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)【前編】
として公開中


“ポカリ”と“アクエリ” 実は飲むべき時が違った! “何となく”で選んでいませんか?効果的な飲み分けを解説【Nスタ解説】
「50ccって便利だったので残念」ガソリン原付バイク10月で新車の生産終了へ 販売店から切実な声「売り上げに直結する重要な問題」
「道が分からんのよ…」午前3時、車道の真ん中に93歳の男性 携帯には大量の不在着信 25歳の女性がとっさに取った行動は 広島


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ