
裁判のやり直し=再審を認めた裁判所の決定に対する検察官の不服申し立てについて、最高検察庁が、高等検察庁の検事長を責任者とする新たな運用を始めたことが分かりました。
去年、無罪が確定した袴田巌さんの裁判では、再審=裁判のやり直しが決まるまでに40年以上かかりました。袴田さんの弁護団は長期化した理由の一つとして、裁判所の再審開始決定に対して検察官が不服申し立て=抗告をしたことを挙げています。
こうした批判の声を受けて、再審請求審に対する検察官の抗告について、最高検察庁が、今月から高等検察庁の検事長を責任者とする新たな運用を始めたことが分かりました。
これまで、抗告をするかどうかをそれぞれの地方検察庁が判断していましたが、上級庁の高等検察庁の検事長を責任者とすることで、より慎重な判断が行えるようにする狙いがあります。
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