
ロジスティードの入社式が1日に行われ、同社の陸上競技部に加入した平林清澄(22)がクラブハウスで取材に応じた。真新しい青色公式ジャージに身を包んで登場した平林。「國學院大學の赤と黒のイメージがあるかもしれないが、この青と黄色も今後似合う選手になりたい」と爽やかに語った。
【写真を見る】ロジスティード入社の平林清澄「次はぜってー走ってやるぞ」 今年の東京世界陸上はテレビで観戦【男子マラソン】
この春から一人暮らしを始めた平林は「競技のために栄養面も考えられるように勉強していきたい」と話し、作ってみたい料理は大好物だというオムライスを挙げた。さらに、初任給の使い道について聞かれると、「大会の応援ついでにしか旅行をしていないという両親に、ちゃんとした旅行をプレゼントしたい」と笑顔を見せた。
國學院大学時代には、主将として出雲駅伝と全日本大学駅伝制覇、箱根駅伝は過去最高タイの3位にチームを導いた。個人としては3年時に初めてのマラソンに挑戦。2時間6分18秒の学生新記録(当時)を叩き出し優勝した。
入社後も母校國學院大学を練習拠点とし、前田康弘監督(47)の指導を受け、マラソンでの日本代表を目指す。代表選考がかかった2月の別府大分毎日マラソンは9位にとどまり、東京世界陸上には届かなかった。「今年の東京世界陸上はテレビで見て、”ぜってー次は走ってやるぞ” という気持ちで逆にその期間に強化してやる」と明かした。
目標については、28年のロサンゼルス五輪マラソン代表。それと並んであげたのは、ニューイヤー駅伝8位入賞。所属したロジスティードは2021年に初入賞を果たしたが、その後は入賞から遠ざかっている。「今年は8位入賞ができるように貢献したい。そしてゆくゆくはニューイヤー駅伝で優勝を狙っていく」と意気込んだ。
ロジスティードで「日本一」そして「世界」への挑戦が始まる。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」