E START

E START トップページ > スポーツ > ニュース > オリオールズ菅野智之 4回2失点もアクシデントで降板 日本人先発最年長デビュー白星ならず 1回に失点も修正 対応力の高さを見せる

オリオールズ菅野智之 4回2失点もアクシデントで降板 日本人先発最年長デビュー白星ならず 1回に失点も修正 対応力の高さを見せる

スポーツ
2025-03-31 05:24

■MLB ブルージェイズーオリオールズ(日本時間31日、ロジャース・センター)


オリオールズの菅野智之(35)が日本時間31日、敵地・カナダでのブルージェイズ戦に先発、メジャーデビュー戦で4回、73球を投げて被安打4、奪三振1、四死球2、失点2。5回の投球練習中に右手を気にして降板となった。


オープン戦では5試合登板し、15回を投げて15奪三振で5失点、防御率は3.00、4試合連続無失点と好投し、ローテーション入りをつかみ取った。ブルージェイズの先発はメジャー11年目、2023年に最多勝を獲得、4年連続2ケタ勝利をあげているC.バシット(36)との投げ合いとなった。


チームは2勝1敗、勝ち越しのかかる大事な1戦のマウンドを託された菅野、正捕手・A.ラッチマン(27)とバッテリーを組んだ。菅野がマウンドに上がる前の1回表、チームは2死一、三塁のチャンスを作り、相手バッテリーのミスで先制点を奪った。


1点を先制してもらった菅野、1番・B.ビシェット(27)にはストライクが1球も入らず、ストレートの四球、その後は外野フライ2つで2死を奪ったが4番・A.ヒメネス(26)にはスプリットを上手く拾われて、レフトへツーベース。2死二、三塁のピンチを招いた。


さらに5番・G.スプリンガー(35)にはカウント1-2と追い込みながらも、カットボールを逆方向へコンパクトなスイングで弾き返されて、逆転の2点タイムリーを浴びた。緊張感のある立ち上がりとなったが、6番・W.ワグナー(26)はカウント0-2と追い込み、ストレートでメジャー初奪三振を奪い、2失点で食い止めた。


2回、日本人最年長の35歳で先発デビューとなった菅野は打たれた1回でこの日の好調なボールを判断、スプリット中心の組み立てに変えていった。7番からの下位打線に対し、スプリットで2つの内野ゴロ、9番・M.ストロー(30)はカーブでセカンドゴロと、この回は3者凡退に抑えた。


3回、1死から2番・V.ゲレーロJr(26)にはストレートを完璧に捉えられてライト前ヒット、さらに3番・A.サンタンデアー(30)には四球で1死一、二塁のピンチを招いた。迎えるは1回にツーベースを打たれた4番、ヒメネス、カウント2-2からカーブを捉えられたが、センターライナー、続く逆転タイムリーを浴びた5番・スプリンガーはスプリットでファーストライナーと2巡目もピンチを迎えたが、何とか無失点に抑えた。


オリオールズは3回には1死二、三塁で後続が三振、外野フライ。4回には1死一、二塁の場面を作るが、併殺打で得点が奪えず菅野を援護できない。


菅野は4回、6番から始まる打線で不運な内野安打1本を打たれたが、全ての打者で1球目にストライクを奪い、投手有利のカウントからピッチングを組み立てて無失点に抑えた。


オリオールズは5回、2死二、三塁のチャンスを作るが、2023年WBCアメリカ代表の5番・C.マリンズ(30)が空振り三振と三度目のチャンスも生かせなかった。


5回のマウンドに向かった菅野だったが、投球練習を1球した時にマウンド上で右手を気にして首脳陣が集まり、菅野は降板となった。4回、73球を投げて被安打4、奪三振1、四死球2、失点2と悔しい降板で敗戦投手なった。


チームも9安打を放ちながら1得点と打線がかみ合わずに菅野を援護できなかった。
 


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ