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平野流佳&清水さらが銀メダル獲得 ! ハーフパイプで日本勢4人が表彰台に【スノーボード世界選手権】

スポーツ
2025-03-30 09:04

■スノーボード世界選手権(日本時間29日、スイス)


スイスで行われている、スノーボードの世界選手権。雪が降り、強風が吹くコンディションの中行われたハーフパイプ決勝で、日本勢は男子の平野流佳(23、INPEX)が銀メダル、戸塚優斗(23、ヨネックス)が銅メダルを獲得した。女子は清水さら(15、TOKIOインカラミ)が銀メダル、小野光希(21、バートン)が銅メダルに輝いた。。優勝すればミラノ・コルティナオリンピック™内定を得られる大会だったが、日本人選手4人が表彰台に上る快挙となった。


予選を2位で通過した平野は、決勝の1回目終了時点で3位につけた。「積雪で高さが出せない分、早く回るのが得意なので、そこで勝負した」と、逆転を狙ったルーティンは、3ヒット目と4ヒット目で、ダブルコーク1440(縦2回転・横4回転)の高回転トリックの連続技を成功。こぶしを高々と突き上げフィニッシュし、92.25の高得点をマークし2位に入った。武器のトリプルコークを出せるようなパイプコンディションではなかったが「(勝つには)トリプルか、もっと高く跳ぶっていうのが必要だった」と、悔しさをにじませた。


予選をトップ通過し、最終滑走となった戸塚も「スピードも出なかったし、(パイプが)見えなくて、技をするのがちょっと怖いっていうのもあった」と降り積もった雪に苦戦。それでも、2回目の2ヒット目と5ヒット目に縦2回転・横4回転の高難度トリックを組み込んだ。高回転に加え、高さも出したが、2ヒット目で「壁の着地がちょっと失敗したのが減点された」と振り返り、平野流佳に0.25及ばず。「悔しいですけど、あれ以上のことはできない」と、力を出し切っての3位となった。


女子は15歳でW杯を制した清水が2位。大会前に左足の付け根を故障し、万全な状態ではなかったが「今回のジャッジは高さとグラブを見ている。」と分析。高さのあるエアとしっかりとしたグラブを入れることで90.75の高得点を獲得した。

また、前回大会3位の小野が3位に入り、ハーフパイプでは男女で合計4つのメダルを獲得。前日に5つのメダルを獲得したビッグエアに続き、日本スノーボード陣はメダルラッシュの世界選手権となった。


【男子結果】
1位 スコッティ・ジェームス(オーストラリア)95.00
2位 平野流佳 92.25
3位 戸塚優斗 92.00
15位 山田琉聖 29.00


【女子結果】
1位 クロエ・キム(アメリカ)93.50
2位 清水さら 90.75
3位 小野光希 88.50
4位 工藤璃星 83.75
5位 冨田せな 82.50


*写真は左から、平野流佳選手、戸塚優斗選手、小野光希選手、清水さら選手
 


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