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鍵山優真、今季ベスト107.09点でSP2位発進!王者マリニンは今季世界最高点で首位、佐藤は5位でフリーへ【世界選手権】

スポーツ
2025-03-28 06:54

■フィギュアスケート世界選手権(日本時間28日、アメリカ・ボストン)


男子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、昨年銀メダルの鍵山優真(21・オリエンタルバイオ/中京大)は今季ベストの107.09点で2位スタートを切った。


首位は連覇を狙う王者のイリア・マリニン(20、アメリカ)で、今季SP世界最高の110.41点をマークした。日本勢は初出場の佐藤駿(21、エームサービス・明治大)が91.26点の5位、同じく初出場の壷井達也(22、シスメックス)は73.00点の24位で30日のフリーに臨む。


最終滑走の鍵山は冒頭の4回転ー3回転の連続トウループを決めると、4回転サルコウも着氷。後半のトリプルアクセル(3回転半)も落ち着いて決め、最後までノーミスで滑り切った。演技後は両手で何度もガッツポーズをみせ納得のいく演技となった。


得点は昨年11月のNHK杯でマークした今季ベスト(105.70点)を超える107.09点。首位マリニンとは3.32点差で、逆転優勝も射程圏内でフリーに挑む。


ショートを終えた鍵山は会見で「もちろん(今大会)いい結果を狙いたいが、ショート、フリーをしっかりとノーミスで揃えることが一番大事にしたい。自分自身が全力で滑り切った結果、何位だったとしてもしっかりとそれ(結果)を素直に受け止めたい」とフリーに向けて意気込んだ。


佐藤は得点源の4回転ルッツを決めたが、4回転-3回転の連続トウループでは最初のジャンプの着氷で手をつき後半が2回転に。その後はトリプルアクセルを決め、大きく崩れることなく滑り切った。


前回王者のマリニンは、4回転フリップ、トリプルアクセルを決めると、後半に4回転ルッツ-3回転トウループの連続ジャンプで大きく得点を伸ばした。地元ファンの大歓声を浴びながら終盤盛り上がる曲調に合わせ、貫禄ある滑りを最後までみせた。この日、圧巻の演技を披露した鍵山とマリニンの2人が、3位のミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)以下を10点以上引き離し、フリーでは一騎打ちの戦いとなりそうだ。


今大会は来年2月のミラノコルティナオリンピック™に向けて国・地域別の出場枠が懸かる。日本勢上位2人の合計順位が「13」以内であれば、出場枠最大「3」の獲得となる。


【男子シングルSP結果】
1)イリア・マリニン 110.41点
2)鍵山優真 107.09点
3)ミハイル・シャイドロフ 94.77点
4)ケビン・エイモズ 93.63点
5)佐藤駿 91.26点
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24)壷井達也 73.00点


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