“棒ラーメン”と呼ばれる今人気の即席麺「マルタイラーメン」。“棒ラーメン”の魅力、次に来るトレンドをラーメンYouTuberのSUSURUさんに聞きました。
【写真で見る】すすれないくらいの太さ!いまトレンドの「ワシワシ麺」
“福岡県民のソウルフード” 関東で売り上げ20%増
出水麻衣キャスター:
“棒ラーメン”と呼ばれる大人気の即席麺のお値段は1食112.5円となっています。2食入りで希望小売価格は225円。
パッケージに「マルタイラーメン」とありますが、なぜ“棒ラーメン”と呼ばれているのでしょうか。
「マルタイラーメン」は、長さ約20cmの棒状の乾麺です。棒のようにまっすぐなので“棒ラーメン”と呼ばれています。
福岡市の食品メーカー「マルタイ」が製造・販売しています。1959年発売と歴史もあり、福岡県民のソウルフードになっています。
“棒ラーメン”が非常に人気で、売り上げが前年度比で15.8%の増加、関東地方では20%も増えているということです。
「ほかのインスタントラーメンにはない味わい」 人気ラーメンYouTuberも絶賛
出水キャスター:
SNSで紹介されるなど、様々な広がりが見えますが、“棒ラーメン”の魅力について、人気“ラーメンYouTuber”のSUSURUさんに聞きました。
まず紹介するのは、1人前の“棒ラーメン”の作り方です。
(1)沸騰したお湯(450ml)に“棒ラーメン”を入れて3分間ゆでる
ゆで時間はお好みで調整してください。
(2)火を止めて、付属のスープ・調味油を入れ、よくかき混ぜる
(3)器に盛りつけて完成。
お好みでトッピングも!
ラーメンYouTuber SUSURUさん(SUSURU TV.より)
「ウマい!得も言われぬ懐かしい味わい」
SUSURUさんは、登録者数が約190万人、年間700杯以上のラーメンを食べているそうですが、“棒ラーメン”を食べて絶賛しました。
人気ラーメンYouTuber SUSURUさん
「麺とスープの底力をかなり感じました。麺はツルっとしたなめらかな食感。ほかのフライ麺に比べても、生麺に近いような喉越しのある食感を味わえるので、この麺はほかのインスタントラーメンにはない味わい」
人気の秘訣は「コスパの良さ」アレンジレシピも人気に
井上貴博キャスター:
かまいたちの濱家さんがYouTubeで、ラー油を入れてスーラータンメン風にしていて、美味しそうだなと思っていました。
出水キャスター:
ちぢれ麺が好きな人も多いと思いますが、“棒ラーメン”は棒状になっているので、非常に喉越しがよくて、いくらでもツルツルっと食べられそうなラーメンです。
人気の秘訣についてマルタイ担当者は、「コメが高騰している中で、コスパの良さが売り上げにつながっているのでは」としています。
また、アレンジレシピが豊富で、▼「青唐辛子とニンニクのラーメン」とガツンと辛味をきかせたものや、▼「広島汁なし担々麺」、▼香味油を調味料として使って、焼きラーメンにしても美味しいということです。
様々にアレンジできるというのも“棒ラーメン”の魅力の一つなんです。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
昔ラーメン店で、「ちぢれている麺には、スープが絡みやすい」という理由があると、うんちくを聞いてから先入観になっていましたが、先入観を持ち続けるのもよくないですね。
「女性にも人気」なワシワシ その次は“ゴワワシ”が来る?
出水キャスター:
人気ラーメンYouTuberのSUSURUさんは、「いまイチオシなのは、ワシワシ麺」だということです。
ワシワシ麺とは、すすれないくらいの太さや強い噛みごたえが特徴の太い麺で、小麦の香りが強いものです。主に二郎系の濃厚な豚骨醤油のラーメンに使われています。
“ワシワシ麺”も表面積が広いので、スープが絡むどころか、スープをすくい上げるようになっています。
大手コンビニチェーンのセブン-イレブンも、「とみ田監修デカ豚ラーメン」(699円)を発売しています。
パッケージには「極太麺ワシワシMAX」と書かれていて、“ワシワシ”を押し出しています。
※一部店舗により取り扱いのない場合がございます
SUSURUさんによると、「食べてみたいが、店に入りづらい女性にも人気」だということです。
そして、SUSURUさんは「次に来るのは、ワシワシ麺がパワーアップした『ゴワワシ麺』ではないか」とみています。
さらに食感が強い印象だということなので、ぜひ注目してみてください。
==========
<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・「彼女から告白を受けていた」26年前の未解決事件、逮捕された安福久美子容疑者は被害者の“夫の同級生” まさかの人物に夫は…「事件の前年OB会で…」【news23】
・【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【後編】「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
