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“ロス五輪第1号”フェアリージャパン主将・田口久乃が涙「ついてきてくれてありがとう」“挑戦者”として金メダル獲得目指す【帰国後コメント全文】

スポーツ
2026-08-19 05:00

ドイツで行われた新体操の世界選手権(現地時間12日~16日)で団体総合銀メダル、そして2028年ロサンゼルス五輪の出場枠を獲得した日本代表“フェアリージャパン”が18日に帰国し、新キャプテンの田口久乃(19)をはじめ、メンバーがメダルと五輪出場枠を獲得した今の心境を語った。


【写真で見る】ロス五輪第1号のフェアリージャパン凱旋


団体総合に出場した日本は前半のフープ・クラブで28.550点を出しこの時点で全体3位となった。そして後半のボールでは全体2位の28.150点をマーク、合計56.700点で銀メダルを獲得した。3位までに与えられるロス五輪の出場権を獲得した日本は、東京五輪以来2大会ぶりの五輪出場となる。さらに出場権獲得は全競技を通じ、日本勢第1号となった。


24年パリ五輪の出場権を逃してから2年。再起したフェアリージャパンを率いた田口は「キャプテンになってからいろいろ悩むことの方が多かった」と吐露し涙を流した。それでもついてきてくれたメンバーに「『ついてきてくれてありがとう』っていう一言だけ言った。みんなも絶対不安だったと思うんですけど、それでもみんながついてきてくれたおかげで取れた結果」とチームへの感謝を述べた。


新体操日本代表は、25年世界選手権の団体総合で史上初の金メダルを獲得。そして今回、メダルと五輪出場枠を手にした。次の舞台は9月に日本で開催されるアジア大会愛知・名古屋(9月19日~10月4日)。今大会から団体総合が新種目として追加され、世界選手権2大会連続メダルの意地をみせ、初代女王を目指す。


※写真は、キャプテン田口久乃選手


【帰国後コメント全文】

 

Q今大会、オリンピックの出場権を獲得した今大会を振り返って、今の心境を教えてください。
田口久乃:田口久乃です。今大会を振り返って一番の率直な気持ちとしては、このような結果を取ることができたのは、本当にたくさんの方々に支えていただき、そしてたくさんの方々に応援してもらって、それを自分たちがしっかり力に変えて演技をやり切ることによって勝ち取れた結果だと思っているので、本当にたくさんの方々には感謝の気持ちでいっぱいですし、演技と結果で恩返しすることができて一番はホッとしています。その中で、団体総合ではやり切れた部分もあるんですけど、種目別決勝でやはりミスが出てしまった悔しさが残っているので、そこはしっかり来年とオリンピックに向けて繋げられるように、またチームを1からのスタートをして、また一段とレベルアップした状態で2年後のオリンピックに向けていきたいなと思っています。


田邊観世埜:田邊観世埜(かせの)です。今回この今大会の結果は、私たちだけではなくてこれまでたくさんの方々にサポートしていただいたからこその結果だと思っているので、まずはこれまで私たちを支えてくださった方々への感謝の気持ちで今は胸がいっぱいです。



西本愛実:西本愛実です。私の今の率直な気持ちは、本当に嬉しいっていう気持ちと本当に感謝っていう、その2つが本当に大きいんですけど。本当にここに来るまでに本当にたくさんの方々の力添えのおかげで私たちも練習に集中して取り組むことができましたし、この大会期間も現地に足を運んで応援に来てくださった方々もたくさんいるので、その方たちに生でこの私たちの頑張りを見せられることができて本当にそこが嬉しい気持ちでいっぱいです。


花村夏実:花村夏実です。この世界選手権に向けてたくさんの方に支えていただいてサポートしていただいたおかげでこの世界選手権という舞台にも立てたし、この結果をいただけて本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、結果としてメダルとオリンピックの枠を獲得することができたということはとても嬉しく思っています。ですがまだ種目別でやっぱりやりきれなかったりとか、最後まで見せきることができなかったっていう部分はすごい悔しい部分なので、またここからさらに1日1日を大切にレベルアップして次の試合に向かっていきたいと思います。


田中友菜:田中友菜です。まず今大会を終えて、すごいいまは感謝の気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです。でもやっぱりここに来るまでにたくさんの方々の力添えがあってここまで来れたと思うので、これからも感謝の気持ちを忘れずにまた1からチーム一丸となって頑張っていきます。


眞鍋凛:眞鍋凛です。ここまで来れたのはいろんな方のサポートがあり、たくさんの方に支えていただいたから自分たちもこのような結果を取ることができたと思っているので、その感謝を忘れずにこれからもレベルアップを目指して頑張っていきたいと思います。


Q今回日本勢として最初のオリンピックの出場枠の獲得になったと思いますけど、その点についてはどう感じていらっしゃいますか?
田口:私たちも結果が出て、ロスオリンピック出場枠獲得第1号っていうのをちょっと経ってから聞いてすごくびっくりしたんですけど、早い段階でロサンゼルスオリンピックの切符を勝ち取れたっていうのは自分たちのすごい自信にもなりましたし、ここからがスタートだなっていう決心もついたなっていう風に感じていて。私たちは今年でロサンゼルスオリンピックの枠を勝ち取っているんですけど、他国の選手たちは来年に向けてさらにレベルアップしてくると思うので、私たちもそれに絶対置いていかれることなくさらにもっともっと今年より来年、来年より再来年っていう風にレベルアップできるようにしていかないといけないなっていう風に強く感じました。


Q五輪まであと2年の時間がありますけど、この2年をどのように過ごしていきたいかということと、ロスに向けての意気込みをお願いします。
田口:ロサンゼルスオリンピックまでの2年間は、1日1日を無駄にすることなくレベルアップしていき、オリンピックでは自分たちの出し切れる力を全部出し切った上でメダルを勝ち取りたいなっていう風に思っています。


田邊:ロスオリンピックまで残り2年という期間なんですけれども、長いようできっと短いので、お互いこのメンバーがどんなメンバーになるのかはまだ決まってないんですけれども、その中でもお互いを高め合って切磋琢磨しながらロス五輪ではまた今回と同じような表彰台に乗って、また最高の景色を眺められるように頑張りたいなと思います。


西本:今大会でも感じたのが、結果としてはすごくいい結果をもらったりとか出場権を獲得したりはできたんですけど、演技の内容としてはまだまだ細かい部分でのレベルアップが必要だったりとか、また一から体作りの面でも強化が必要な部分が多いので、本当に2年間は多分もうすぐ来ると思うので、1日1日を本当に大切にして、またオリンピックで金メダルを目指してチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。


花村:ロスオリンピックまでの2年間というものは、やはりすごい長いものではないと思うんですけど、どの瞬間もきつい練習だったりとか楽しいことも含めて、全部楽しんだ上でちゃんとオリンピックの舞台で輝ける準備をしっかりコツコツと積み重ねていきたいと思います。


田中:ロスオリンピックまでの2年間は本当に短いと思うので、1日1日成長し続けてさらにレベルアップして迎えられるように頑張りたいと思います。


眞鍋:今年でロスオリンピックの枠を勝ち取れたっていうことの嬉しさを忘れずに、2年間はあっという間だと思うので、練習を大切にして日々の成果をそこで出し切れるようにしていきたいと思います。


Qこの2年間苦しい思いもたくさんあったと思いますが、五輪出場枠を獲得して今どんな思いが一番強いですか?
田口:私と西本選手は一度パリオリンピックの出場権を逃している経験があった上で、去年史上初となる金メダルを獲得し、そして今年は銀メダルでロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得できたっていうのは、嬉しい気持ちと、やっとあの舞台に自分たちが立てるっていう思いはすごい熱くて、言葉にするのがすごい難しいんですけど。まだ実際に自分がオリンピックの舞台に立てるっていう実感がすごい湧いてるわけではないんですけど、ここに来るまで苦しいことも、しんどい時もあったんですけど、それでもチームのみんなが、まだまだキャプテンとして未熟な私をしっかり頼ってついてきてくれたことで、自分もみんなを信じて引っ張ってっていいんだっていう風に思わせてくれた仲間にもすごい感謝の気持ちでいっぱいですし、このチームを任せたいって思ってくださった先生方にも感謝の気持ちでいっぱいで、しっかりそれが本番の舞台でやり切ることができ、そして結果につなげられたことは、自分の中でも、そしてみんなも自信になったと思うので、ここから2年間はさらに苦しいことだったりしんどいことの方が多いと思うんですけど、それに負けることなくさらに自分も強くなっていきながら。また1年1年レベルアップしたチームになれるように、自分自身もレベルアップしていきたいなっていう風に感じてます。


Q西本選手は田口さんとともに引っ張る立場になって、すごく悩む日々も過ごされたと思いますが、この金メダルをどう迎えたか。
西本:2年前のパリ五輪の出場枠を懸けたアジア選手権で逃してから、その逃した時の本当にどん底の気持ちとか前が見えなくなった気持ちっていうのがすごく忘れられなくて、そこからの去年の金メダル。でもその金メダルを取った後もずっと、ここからがスタートだし出場権を懸けた戦いは今年にかかっているので、そこで安心することもなくずっと今年にかけてきたので。また今年から新チームになって自分たちが引っ張っていく立場になった時に、すごく不安な気持ちもあったんですけど、でも以前チームメイトだった鈴木歩佳さんとか稲木李菜子さんにもたくさん話を聞いてもらいながらチームを作っていって、今回結果を出して出場権を獲得することができて、すごく嬉しい気持ちとホッとした気持ちというか、前は直前まで切符を懸けて戦っていたので、今この段階で切符を取れて次オリンピックに向けてしっかり準備ができるっていうことがすごく良かったなっていう気持ちがあります。でもやっぱりここからの2年間が勝負だと思いますし、他の国は来年に向けてもっともっとスピードアップしてレベルを上げてくると思うので、そこに負けないようにではなく、もっともっと追い越すように自分たちがレベルアップして、オリンピックの舞台で金メダルを目指して頑張っていきたいと思います。


Q鈴木さん、稲木さんから何かお言葉とかお声がけありましたか?
田口:2人には本当にたくさんの言葉をもらったので、いっぱいありすぎて出すのにはすごい時間がかかるんですけど、鈴木選手から私が一番響いた言葉は、本番前に連絡をくれたんですけど、「もうあとはできることはやってきたから、思いっきり久乃が世界選手権の舞台楽しんでおいで」っていう風に言ってくれて。キャプテンになってからいろいろ悩むことの方が多かったので、そのために鈴木選手に相談させてもらって・・・一言一言がすごい支えになってたんですけど、その中でも「最後はキャプテンとしてみんなを信じて自分自身が楽しむことしかないんだな」っていう風に言われたような気がしたので。本当に最後は、世界選手権までいろいろ試合を積んできたんですけど、その中でも世界選手権の舞台が一番楽しむことができたので、本当に鈴木選手には感謝しきれないほど感謝の気持ちでいっぱいです。


Q今回金メダルが確定した瞬間に、田口選手からメンバーにかけあった言葉など、そういったことってあったりしましたか?
田口:一番最初に、キスアンドクライの裏でみんなで改めてハグした時にみんなには「ついてきてくれてありがとう」っていう一言だけ言ったんですけど、団体総合は2種目総合の点数なので、本当に1種目目終わった時点では「まだまだここから、今からが勝負だよ」っていうふうに声をかけて1種目目のキスクラで座ってる時から、「もう次の体準備しといてね」っていうふうに誰も緩むことなく次に向かえるように声をかけてて最後、みんながボールの前に私がかける言葉に信じてついてきてくれて最後まで・・自分もキャプテンとして初めての挑戦になる世界選手権だったのでみんなも絶対不安だったと思うんですけど、それでもみんながついてきてくれたおかげで取れた結果だと、一番最初に感じたのでみんなにはありがとうを伝えました。


Q田口さんの言葉を聞いてどういうふうに思われたかお答えいただけますか。
西本:今年からガラッと立場が変わって、去年は中間な立場として、キャプテンや副キャプテンと、下の新しい子たちをつなげるという役割だったんですけど今年からチームを引っ張っていくっていう立場になったことで、すごく不安がたくさんありましたしわからないこともたくさんあったんですけど、その度に(田口選手と)二人でも話をしたりとか、二人とコーチと話をしたりとか、すごく色んなことを考えながら進んできたこともあったし(田口)久乃自身もずっとみんなのことを考えてるんじゃないかっていうくらい、いろんなことを考えて行動してくれたりとか、発言してくれたりとかしてたのでその部分を知っていたので、すごく(田口)久乃の言葉は全部が刺さりますし、試合前も(田口)久乃も不安だと思うんですけど、それでも不安な表情を1つ見せずにみんなを強く引っ張っていってくれて、本当に私もありがとうっていう気持ちでいっぱいになりました。


Q世界選手権が終わって、来月アジア大会があると思うんですが、またメダルを取った演技を実際に日本のファンの方に見せるという気持ちだったり、アジア大会を含めた次の目標をお聞かせください。
田口:アジア大会は自国開催ということで、世界選手権のときはドイツで開催されていたので、日本のファンの方々に生で演技を見てもらうっていうのができなかった方も多いと思うんですけど自国開催ってなるとたくさんの日本人の方々に応援してもらえるので、そこでも世界選手権と同じように自分たちが持ってる力を全部出し切って、日本代表としてここから新体操を始めたいって思ってもらえるように自分たちがまた夢だったり希望を演技で伝えられたら一番いいなと思っているのと、その先にやっぱ金メダルを狙っていきたいと思っていて。今回世界選手権でメダルを獲得して、オリンピックの切符を掴んだっていう日本チームとして見られると思うので中国の選手だったりは今回惜しくも取れなかったと思うので、ここからアジアに向けて自分たちを越す勢いで来ると思うんですけどそこで自分たちは負けることなくしっかり勝ち抜いて今回銀メダルっていうのにも悔しい部分があるので、しっかり金メダルを取って、表彰台の一番上に立てるようにしたいのとここからのオリンピックに向けては、2年っていうのは絶対あっという間に来ると思うので自分たちはまだまだベテランでもないですし、ここから挑戦することがたくさんあると思うのでその挑戦者っていう初心の気持ちを忘れずに常にレベルアップしていきながら、また2年後さらに強くなったチームでオリンピックに向かいたいなと思っています。


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