月面探査の実現を目指す日本の宇宙ベンチャー「ispace」が再挑戦となる月面探査計画「HAKUTO‐R」について、今月15日に月着陸船を打ち上げると発表しました。
ispaceはおととし4月、成功すれば民間で世界初となる月面着陸に挑みましたが失敗しました。
今回、ispaceは「再起」や「復活」という意味を込めて「レジリエンス」と名付けた月着陸船を、アメリカ「スペースX」のロケットに積み打ち上げを今月15日に行うと発表。
レジリエンスは宇宙空間でロケットから切り離された後しばらく航行し、5月末から6月初旬ごろ、月面着陸に挑みます。
民間による月面着陸は、去年2月、アメリカの企業が成功し、今年も春までにいくつか予定されており、「民間で世界初」とはなりません。
一方、ispaceは着陸船に載せる小型の月面探査車が、月面で「レゴリス」と呼ばれる非常に細かな砂を採取できれば、それをアメリカのNASAに販売する契約を結んでいて、こちらは「世界初の月資源の商取引になる可能性がある」ということです。
・【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】