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今季最強の寒波襲来で災害級の大雪も…。青森では年末年始からの雪で4人死亡。中国で感染拡大の「ヒトメタニューモウイルス」って?【news23】

総合
2025-01-08 11:16

青森市内では、年末年始から災害級の大雪になっています。日本列島には11日土曜日にかけ今シーズン最強の寒波が到来し、北日本や西日本で大雪になるおそれがあります。


【写真を見る】今後の雪と寒気の動きは?


無病息災を願い…各地で七草がゆ

ダウンや手袋を身につけ、春の七草摘みに出かけたのは熊本県天草市の保育園児たちです。


Q.それなんですか?
「セリ」
「ナズナ」


無病息災を願い、1月7日に食べる七草粥。7日は各地で七草粥がふるまわれました。

岐阜県高山市の神社では、地元で採れた春の七草が入ったお粥が神前に供えられました。高山市では、7日朝の最低気温が1度を下回る寒さに…。それでも参拝客らは、雪の積もった境内で七草がゆを頬張っていました。


年末年始から記録的な大雪となっているのが青森県。積雪量は一時、平年の4倍となったところもあります。


記者
「こちらの松の木が今回の大雪で根元から折れてしまい、やぐらの壁面にぶつかっています」

弘前市では松の木が雪の重みで倒れ、重要文化財の、やぐらが壊れているのが見つかりました。


市の担当者
「これまでに経験したことない雪が降り、松が耐えられなかったということだと思います」


青森市では6日、除雪作業をしていた男性(62)が雪に埋もれ亡くなっているのが見つかるなど、年末年始からの豪雪で4人が死亡しています。

県は今後も災害レベルの「豪雪」が続くとして、青森市や弘前市など10の市町村に「災害救助法」を適用することを決めました。


青森を含む北日本や西日本には11日土曜日にかけ、今シーズン最強の寒波が襲来。警報級の大雪になるおそれがあります。


アメリカでも冬の嵐 パンダは大喜び

北極にある強い寒気が日本付近などに流れ込む為で、同じく寒気が南下しているアメリカ北部でも市民生活に大きな影響が出ています。


記者
「車のボンネットには15センチ以上の積雪があります」


ワシントン周辺では、雪にはしゃぐ子どもの姿や雪合戦を楽しむ人の姿が…。国立動物園でも中国からきたジャイアントパンダが転がり回って遊んでいました。


ただ、この“冬の嵐”は各地で猛威を振るっていて、ワシントン中心部では官公庁や学校などが臨時閉鎖に…。交通事故も相次いでいて、複数の州が非常事態宣言を出しています。


世界各地では感染症が流行しています。


アメリカでは、鳥インフルエンザによる死者が国内で初めて報告されました。アメリカ疾病対策センターによれば、死亡した患者は65歳以上で基礎疾患があり、野鳥や自宅で飼育していた鳥に接触していたということです。


日本では去年10月から7日までに、14道県で21件の発生が報告されています。


一方、中国ではインフルエンザやマイコプラズマ肺炎に加え、ヒトメタニューモウイルス感染症が北部を中心に流行しています。特に14歳以下の子どもを中心に拡大傾向にあるといいます。


医師によれば、症状は一般的な風邪と同じで、基礎疾患のある人や子ども、高齢者は注意が必要だといいます。


クリニックばんびぃに 時田章史 院長
「(ヒトメタニューモウイルス感染症は)インフルエンザの流行が収まってきたあと、春先に増える感染症のひとつ。手洗い、人ごみの多い所ではマスクをしていただくこと。普段、感染防止のために心掛けている、一般的なことをしていただくことが大事」


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