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東洋大が20年連続シード獲得 帝京は9区で逆転、立教は63年ぶりの快挙ならず 11位順天堂は7秒届かず【箱根駅伝・復路】

総合
2025-01-03 14:17

■第101回東京箱根間往復大学駅伝競走・復路(3日 神奈川・芦ノ湖~ 東京・大手町 5区間、109.6キロ)


第101回東京箱根間往復大学駅伝競走は青山学院大が2年連続8度目の総合優勝、そして、来年のシード権は、東京国際が8位、東洋大は9位で20年連続でシード権獲獲得、9区で11位から巻き返した帝京が10位。13位の立教大は63年ぶりの獲得とはいかなかった。


復路では10位以内のシード権争いも激戦、6区(20.8㎞)10位日本体育大と11位東京国際大の差は31秒、12位中央学院大とは34秒、13位順天堂大とは37秒差と4チームが1つの枠を争う展開。3チームが並んで10位日体大を追っていった。


5㎞付近で13位スタートだった順天堂大は林龍正(2年)がリズムのよい走りで一気に順位をあげて、10位日体大をとらえると、東京国際、中央学院も日体大を抜いていった。


8位、63年ぶりにシード権を狙う立教大は原田颯大(2年)が5㎞付近で9位東洋大の西村真周(3年)につかまり順位を1つ落としたが、この日20の誕生日を迎えた立教の原田は9㎞付近で東洋を抜き返した。


大混戦のシード権争い、7区へのタスキリレーは8位立教、9位東洋、そしてシード権内の10位は東京国際、11位は1秒差で順天堂大、12位は7秒差で帝京、13位は9秒差で中央学院、14位は21秒差で日体大とシード権内の10位を争い4チームが21秒差と激戦になった。


7区(21.3㎞)、8㎞付近でシード権争いは5チーム、東京国際、順天堂、東洋、立教、帝京の戦いとなった。当日メンバー変更で入った東京国際の冨永昌輝(4年)、順天堂の吉岡大翔(2年)が区間新記録ペースの走りで東洋・立教に追いついた。11㎞付近で東京国際と順天堂が抜け出し、10位争いは立教と東洋の争いとなり、16秒差で帝京となった。


14.4㎞付近で帝京・福田翔(4年)がついに東洋・立教をとらえて後ろについた。そして、帝京・福田は前に出て、この時点で10位帝京、11位東洋、12位立教となった。さらに日体大も東洋・立教に追いつき大混戦。4チーム中1チームがシード権を得る戦いとなった。17㎞付近で立教がついていけず、東洋・日体大・帝京の争い。10位には14位から順位を上げた日体大、11位には9秒差で帝京、12位は14秒差で東洋、13位には49秒差で立教となった。


8区(21.4㎞)、7㎞付近で10位の日体大を帝京・東洋が並走で追いかけ、その差は10秒。16㎞付近でもその差は11秒とあまり変わらず。急激な上り坂を超えたところで東洋の網本佳悟(3年)がスピードを上げて、16.8㎞付近で、ついに日体大を捕まえてシード権内の10位に上がった。日体大の分須尊紀(4年)もついていき、2チームで9位東京国際大をとらえて、順位を上げた。9区へのタスキリレーは9位日体大、10位東洋、11位は23秒差で帝京、12位には52秒差で東京国際、13位は57秒差で立教となった。


9区(23.1㎞)、5㎞付近で日体大、東洋の2チームが8位の順天堂に追いつき、後続を離していった。7.8㎞付近ではシード権内の3チームが並走、それを11位の帝京が26秒差、12位の東京国際が1分11秒差で追う形となった。


13.2㎞付近では日体大、順天堂、東洋の3チームに帝京が追いついた。4チーム中1チームだけがシード権を獲得できない状況に。14.7㎞付近、給水を受けると帝京と日体大が前に出て、東洋と順天堂が遅れ始めた。18.3㎞付近で日体大・山口廉(4年)がわき腹を気にするしぐさを見せて遅れた。アンカーへのタスキリレーは8位東洋、9位帝京、10位順天堂がシード権内、11位は22秒差で東京国際、12位は26秒差で日体大となった。


10区(23㎞)、アンカー区間の2.4㎞付近、11位の東京国際・大村佳紀(3年)が10位順天堂の古川達也(2年)をとらえて後ろについた。さらに5.6㎞付近で東洋、帝京も吸収されまたも4チームでのシード権争い、1チームだけシードが獲得できない状況。お互いけん制を続け12㎞付近まで4チームの並走が続いた。


残り2㎞付近でも4チームが並走、22㎞付近で東京国際の大村がスパートし1チームが抜け出した。続いて東洋、帝京が付いていき、順天堂が遅れた。最後の最後まで激戦となったシードは8位東京国際、9位東洋、10位帝京、そして、11位順天堂、217.1㎞を走ってきてあと7秒届かなかった。


東京国際大は8位でゴール、箱根駅伝予選会直後の11月14日に横溝三郎監督(84)が病気で他界。中村勇太監督代行と共に恩師のため一丸で戦った箱根で悲願のシード権獲得となった。


【第101回東京箱根間往復大学駅伝競走・総合順位】
優勝:青山学院大学 10時間41分19秒 
2位:駒沢大学 10時間44分07秒
3位:国学院大学 10時間50分47秒      
4位:早稲田大学 10時間50分57秒   
5位:中央大学 10時間52分49秒 
6位:城西大学 10時間53分09秒
7位:創価大学  10時間53分35秒
8位:東京国際大 10時間54分55秒
9位:東洋大学 10時間54分56秒
10位:帝京大学 10時間54分58秒
**********シード権
11位:順天堂大学 10時間55分05秒
12位:日本体育大学 10時間56分22秒
13位:立教大学 10時間58分21秒
14位:中央学院大学 11時間00分13秒
15位:法政大学 11時間03分16秒
ー :関東学生連合チーム 11時間06分53秒
16位:神奈川大学 11時間07分28秒
17位:専修大学 11時間08分53秒
18位:山梨学院大学 11時間09分40秒
19位:大東文化大学  11時間10分38秒
20位:日本大学 11時間11分50秒
※関東学生連合チームはオープン参加のため、順位に含まれず
 


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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