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10月から酒税改正 ビールメーカー各社の戦略は 社長自ら街頭で缶ビール手渡し…発泡酒など「駆け込み需要」に売り上げ1.5倍の店も

経済
2026-09-30 18:33

あすから酒税が改正され、ビール系飲料の税率が一本化されます。手ごろな価格だった「第3のビール」などは値上がりすることになり、メーカー各社は客離れを防ぐための様々な戦略を始めています。


小雨が降る中の長い行列。そのお目当ては…


アサヒビール 松山一雄 社長
「新しいスーパードライ、冷やして召し上がってください」


缶ビール。手渡ししているのは、アサヒビールの社長です。トップ自らが街頭に立つ理由、それは、あしたから始まる「酒税改正」にあります。


「ビール」、「発泡酒」、そして「第3のビール」の3種類があるビール系飲料。これまでは別々の税率がかけられ、価格に差が出ていましたが、あすからはその異なる税率が一本化され、「第3のビール」や「発泡酒」の税がおよそ7円高くなる一方、ビールは9円ほど低くなるのです。


アサヒビール 松山一雄 社長
「ビールの良さをより多くの方に再認識してもらえるチャンス」


記者
「こちらの売り場では、普段より発泡酒や第3のビールの在庫を増やして対応しています。たくさんのケースが高く積まれています」


発泡酒などは、あすから値上がりするため、こちらの店では客の「駆け込み需要」を狙って大量の在庫を準備。


「ないです、ロング缶の箱が。土日で持っていかれちゃったんじゃないかな」


売り上げも、いつもの1.5倍ほどに伸びているといいます。


さらに客から聞かれたのは…


「やっぱりビールがおいしいっていうのも」


ビールの税率が低くなるのを機に、「これまで買ってきた第3のビールなどをビールに切り替える」という声。


こうした客を逃すまいと、各社が新たに打ち出したのが…


キリンマーケティング部 木村正一マネージャー
「11月に本麒麟のビール製法化、リニューアルを行います」


「第3のビール」を「ビール化」すること。


キリンの「本麒麟」、アサヒの「クリアアサヒ」、サッポロの「GOLD STAR」といった主力の「第3のビール」について、味の決め手となる麦芽の量を増やすなどして、本家のビールに格上げするのです。


中身を変えるだけではなく…


主力の第3のビール「金麦」をビールに格上げするサントリーは、期間限定で工場見学のツアーを始めました。また、サッポロも商品の魅力を発信しようと、会員制のビアバーを新たにオープンします。


あすから始まるビール系飲料の税率一本化。お酒選びの基準が変わるなか、メーカーそれぞれの戦略が動き出しています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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