スーパーやファミレスがいま、定番を崩してでも狙おうとしているのが、いわゆる“おひとりさま需要”。
【写真を見る】目の前には運転席や風景が…ラグジュアリーな東武鉄道初“ひとり用”の席
1人客をどう取り込むのか?大手チェーンもその可能性に注目しているようです。
卵1個、バナナ1本…おひとりさま向け“小分け”商品
先週、群馬県内にオープンしたスーパーは、関東を中心に135店舗を展開する「ベイシア」の新業態1号店「オトナリマート」伊勢崎下道店です。
物価高による値上げが続き、スーパーでは「大容量パック」や「まとめ買い」が定番となっているなか…
記者
「卵を1個から、納豆は1パックから購入することができます」
バナナも1房ではなく1本で42円。
ベイシア 小型業態営業事業部 橋本泰孝 事業部長
「我々のターゲット『顧客のターゲット』はなくて、独自路線として“ひとりの食事”をターゲットにやっています」
小分けだけじゃない!「ひとりの食事シーンを楽めるよう」
とはいえ、“商品を小分けにする”というだけではありません。
店内にあったのは、ファストフード店のようなカウンター。
調理されて出て来たのは、なんと“片手で食べられるカツ丼”(「かぶりつく!カツ丼シリーズ」ソース&マスタード・430円)。
“ひとり”だからこそ食べたいものってありますよね。
ベイシア 小型業態営業事業部 橋本泰孝 事業部長
「周りの目を気にせず、好きな味、好きな量、好きな食べ方で、ひとりの食事シーンを楽しませるような、そんな商品を届けたい」
ファミレスにも“おひとりさま”用の席がずらり
そして、ファミリーレストランといえば、“車で行ける郊外”というのが定番でしたが。
先週オープンした、デニーズの新店舗・新宿西口店は、新宿駅近くの雑居ビルの4階にあるんです。
“おひとりさま”の需要を見込んで、店内には1人用のカウンター席がずらり。「電源」や「Wi-Fi」環境もあります。
厨房の面積をコンパクトにしたため、メニューは通常の6割に減らしていますが、利用客のニーズについて…
デニーズ 出店戦略室 友井勝彦 室長
「食事ではなくて、朝来たお客様が、退社後に夜来て一杯飲んでいただく。1日に何回でも利用の理由があるお店がコンセプトとしてあります」
上質な旅をお届け 東武鉄道で初「ひとり用席」
“おひとりさま”に注目しているのは旅行業界も。
東武鉄道 営業企画推進課 山岸健一郎 課長
「ありがたいことに、予約が取りにくいほど人気な座席になっています」
東京・浅草と栃木の日光や鬼怒川温泉を結ぶ「スペーシアX」。
東武鉄道が初めて手がけたというのが、ラグジュアリーな空間にある“ひとり用の席”。
目の前には、運転席や風景が広がります。
東武鉄道 営業企画推進課 山岸健一郎 課長
「単なる移動手段として特急列車を使っていただくのではなくて、『上質な』というのが我々にとってキーワードで、カフェカウンターがございまして、こちらの利用も自由にできるのが一つ大きな特徴かなと(※ドリンクは追加料金)」
浅草から日光に向かう場合、「特別席」は通常料金3340円に、+ 500円で利用できるのですが、1か月前からできる予約は争奪戦が必至のようです。
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