
財務省は国の借金の利払いなどにあてる「国債費」について、向こう3年間で10兆円増えると試算しました。金利の上昇を受けて、利払い費が急速に膨らむ局面に入っています。
財務省は新年度予算案をもとに、▼名目3%の経済成長と、▼2%の物価上昇を前提に将来の財政状況を試算しました。
試算では、国債の償還や利払い費に充てる「国債費」は、26年度は31.3兆円となっていますが、今回の試算では金利の上昇で29年度には41.3兆円まで増加するとしました。3年間で10兆円増加する見通しで、少子高齢化で増え続ける「社会保障関係費」を上回る計算です。
一方、歳入面では税収が95.5兆円と26年度より12兆円程度の増加を見込んでいますが、新たな国債の発行額は36.3兆円と26年度の6兆円あまり増えると試算していて、財政への負担は避けられない見通しです。
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