政府は先ほど、一般会計の総額が122兆3092億円となる来年度予算案を閣議決定しました。“高市カラー”が随所に反映され、2年連続で過去最大を更新し、国債発行額は29兆5840億円まで膨らみました。
政府が先ほど閣議決定した来年度当初予算案の一般会計の総額は122兆3092億円となりました。今年度の当初予算を7.1兆円以上上回り、2年連続で過去最大です。
具体的には診療報酬のプラス改定などで「社会保障費」が39兆559億円に増えたほか、借り換えや利払いにあてる「国債費」も長期金利の上昇で31兆2758億円に膨らみます。
また、「防衛費」は初めて9兆円を超えました。
一方、歳入面では、インフレなどを背景に所得税や消費税、法人税などの税収が増加、今年度当初より5.9兆円多い、過去最大の83兆7350億円を見込みます。
一方、足りない分は借金である国債の発行でまかない、新たな国債を29兆5840億円分発行する計画です。
発行額は今年度当初より1兆円近く増えますが、大台の30兆円未満に抑えたほか、歳出に占める割合も低下。一般会計当初予算の基礎的財政収支=プライマリーバランスが28年ぶりに黒字転換するなど、財政規律にも一定程度配慮しました。
ただ、依然として歳入の4分の1程度を国債が占める状況に変わりはありません。
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