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ケーキが“小型化”!? 物価高のクリスマス 素材の“パーツ売り”で価格を抑える提案も…

経済
2025-11-06 19:07

少しずつクリスマスソングを耳にすることが増えてきました。ところが、クリスマスの“主役”ともいえるホールケーキ、今年は“小さく”する動きが広がっているようです。


シャンパンと骨付きチキン。そして、クリスマスといえば、ふわふわのクリームがのったホールケーキです。


こちらはファミリーマートが発表した今年のクリスマス商品。売れ筋である直径およそ14センチのケーキは4500円と、去年より180円アップです。


ファミリーマート スイーツ部 山岡美奈子 部長
「原材料全て価格が高騰しておりますので、商品の配合や仕様を変更して価格を抑えている」


クリスマスシーズンにはホール用の箱がうずたかく積まれ、視線を一心に集めていた大きなホールケーキ。しかし、民間の調査では定番の5号、つまり直径15センチほどのホールケーキの平均価格は去年4500円を超え、5000円に迫ろうとしています。


「5000円じゃあ、我慢しちゃう」
「ケーキはちょっといいかな」


「物価も上がっているし、ケーキ作るの大変。(価格が)それぐらいしてもいい気がしている」


物価高がクリスマスケーキを直撃するなか、いま急増しているのが“小さめ”のケーキです。先ほどのコンビニでは、3種類に小分けされているチーズケーキを初めて販売。こちらは3000円を下回る価格です。


さらに、百貨店の松屋は直径12センチ以下の“小さめ”のケーキの品揃えを去年より1.3倍に拡充。


松屋
「量より質。細部にこだわりつつも、“小ぶり”で価格を抑えたケーキのニーズが高まると予想している」


とはいえ、せっかくのクリスマス!“ホール”はあきらめたくない人も。


「予算内だと…高くなってきているので、今年は手作りにしようかな」


こうした需要を見込んで、こんな提案も。直径15センチほどのスポンジに、いちごやクリームを買って自分で組み合わせると、2000円台前半に抑えられるものです。


イオントップバリュ 土谷美津子 社長
「クリスマスと正月は、はっちゃけたいですよね。はじけたいときにワクワクできるよう、どう工夫するか手伝いをしたい」


年に一度のクリスマス。買うならどんなケーキなのか?それは消費者の意識を映し出しているといえそうです。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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