経済産業省はリチウムイオン電池が使われているモバイルバッテリーなど3つの品目について、使用済み製品の回収を製造メーカーなどに義務づける方針を決めました。
回収が義務化される「指定再資源化製品」に追加されるのは、リチウムイオン電池を内蔵した▼モバイルバッテリー、▼携帯電話、▼加熱式たばこ機器の3品目です。
この3品目は廃棄物処理の際に発火するケースが相次いでいて、経産省はきょう審議会を開き、製造メーカーや輸入業者に使用済み製品の回収を義務づける方針を決めました。
経産省によりますと、義務化は来年4月に施行を目指す「改正資源法」を踏まえたもので、リチウムイオン電池は簡単に取り外せないため、製造メーカーらが販売店などで製品ごと回収する見込みです。
経産省は「ハンディファンなど他の製品についても、発火事故などの調査を踏まえつつ、回収の義務化を検討する」としています。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】