経営立て直しを急いでいる日産自動車が、神奈川県にある2つの工場の閉鎖を検討していることがわかりました。
日産は13日に2027年度までを目途に、全世界で17ある工場のうち7つの工場の閉鎖を発表しています。
関係者によりますと、国内では神奈川県にある追浜工場と、子会社の日産車体の湘南工場の閉鎖を検討しているということです。
追浜工場は1961年に操業を開始し、長年、主力工場としてコンパクトカーのノートなどを生産し、およそ3900人の従業員が働いています。実際に2工場が閉鎖になれば、創業の地である神奈川から完成車工場がなくなることになります。
日産自動車は「一部の工場の閉鎖に関する報道がありましたが、憶測に基づくもので当社から発表した情報ではありません」とコメント。すでにアルゼンチンやインドからの撤退は発表しているとした上で、「これ以外に工場の閉鎖や統合について、現時点でお伝えできることはありません」としています。
日産は世界で500万台の生産能力に対して販売は350万台まで落ち込んでいて、生産能力の削減が急務となっていて2万人規模の人員削減も急いでいます。
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