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電車に乗らなくても楽しめる「わざわざ行きたい」進化系“駅ナカ”【THE TIME,】

経済
2025-05-08 07:00

ゴールデン・ウィークに観光地へ…という方も多いと思いますが、いま、「わざわざ行きたくなる魅力的な駅ナカ」が続々登場しています。


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改札から10秒で“昭和レトロ”の世界

まずは埼玉県「JR大宮駅」の駅ナカ。


番組ディレクター:
「すごい活気です。ここだけ居酒屋さんみたいです」


中央改札を入ってすぐ左手にある『全国ご当地グルメコート 大宮横丁』。


中はレトロな雰囲気漂う商店街や映画館などの街並みが再現され、壁には昔のパチンコ台や懐かしのレコードジャケットも。まるで昭和にタイムスリップしたかのような感覚に包まれます。


さらにはメニューも充実。
餃子だけでも「北海度酪農チーズ餃子」(5個680円)や「浜松餃子」(9個880円)など8種類。
ラーメンも「盛岡冷麺」(980円)をはじめ「富山ブラック」(980円)や「沖縄そば」(980円)など12種類と、駅ナカにいながら北海道から沖縄まで、全国のご当地グルメが楽しめます。


男性客:
「ここまで全国の食べ物をひとまとめにした所は見たことがない。唯一無二」


しかもこの横丁、 改札内でホームを上がってすぐの場所にあるので、
「新幹線を降りた流れで来られるので、 すぐに”呑みの気分”になれる」(20代男性)
「出張したらここに寄るのが定番」(50代男性)
さらに、“終電ギリギリまで呑める”と連日大盛況です。


駅で「工場見学」や「DJイベント」

3月に街開きをした高輪ゲートシティの中心となる「JR高輪ゲートウェイ駅」にも、わざわざ行きたくなる”駅ナカ初”の施設があります。


THE TIME,マーケティング部 新名真愛部員:
「甘い香りがします。あそこ!行列ができています」


多くの人で賑わっていたのは、駅の南改札を出て3階に上がったところにあ
る『MAISON CLASSIC FACTORY』。


ここは工房一体型テイクアウトシュークリーム専門店で、ガラス張りの工場ではシュークリームの上にのせた砂糖を“熱々のコテでキャラメリゼ”する様子をライブパフォーマンス。


白い煙がモクモクと上がる様子がSNSでも話題の“駅ナカグルメ工場”です。


女性客:
「見た目すごくインパクトがあって、インスタに載せたくて埼玉から来た


看板商品の「ブリュレシュークリーム」(780円)は、パリパリに焼いた砂糖の香ばしい香りと、カスタードのとろける食感が人気で、多い日には700個売れるとのこと。


そして隣にあるサロンでは、金曜日の夜に「DJイベント」を定期的に開催。その盛り上がりは“駅ナカ”であることを忘れるほどです。


ロボットで「未来式接客」

さらに「JR秋葉原駅」では、これまでの駅ナカでは考えられない光景が!


電気街改札を入って10秒ほどのところに4月にオープンした『エキュート秋葉原』。


江戸前天丼専門店の『日本橋 天丼 天むす 金子半之助』や、 免疫力や脳活など目的別のカップサラダが買える『サラダデリ MARGO』など24店舗が並び、本格タイ料理が人気の『タイ料理研究所』ではイートインもOK。


女性客:
駅だけで十分楽しめるのがいい」


男性客:
「一種の“観光地”みたいになっていていいと思う」 


その秋葉原の駅ナカ最大の進化といえば、接客・案内キャストとして【秋葉原生まれのロボット】が採用されたこと。
二本の腕をもつロボット「ugo(ユーゴ―)Pro」が色々なことを教えてくれます。


新名部員:
「秋葉原限定のおすすめ商品ってありますか?」


ugo:
「ハイ。『sakana bacca』の本まぐろ山盛り丼はいかがでしょうか? 脂ノリが良く旨味たっぷりの本まぐろを満足いくまで味わえます」 


頭上のモニターに写真を出して流ちょうに案内してくれたと思ったら、指で“ハートの半分”を作り「ワタシに合わせてハートを作ってください」と一緒に写真撮影の提案も。


レジも買い物カゴも“初めてづくし”

他にも、駅ナカでの“初の試み”は盛りだくさん。


各店舗で買ったものを“まとめて会計”できる【集中レジ】は完全キャッシュレス。


さらに【買い物カゴ】は、駅の“忘れ物のビニール傘をリサイクル”して制作。


通路にはインベーダーゲームなどが楽しめる【ゲーム機】を設置。 料金は“秋葉原の美化”などのために寄付するなど、JR東日本クロスステーションの駅ナカで初となる試みであふれています。


『JR東日本クロスステーション』西田 宏店長:
「普段から駅をご利用するお客様だけでなく、“この駅に降りたい”と思ってもらえる、“観光名所”となるような施設作りを目指している」


進化する駅ナカ。 ゴールデン・ウィークに“観光”してみるのもいいかもしれません。


(THE TIME,2025年5月1日放送より)


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