ロシアの侵攻を受けるウクライナで、アメリカ製防空システム「パトリオット」用の迎撃ミサイルが枯渇したと報じられました。
アメリカのCNNテレビは15日、関係者の話として、ウクライナが「パトリオット」用の迎撃ミサイルを使い果たし、「直近のロシアによる攻撃では弾道ミサイルをほとんど迎撃できなかった」と報じました。
14日未明にかけて首都キーウの発電所や北東部ハルキウ州のエネルギー施設がロシア軍の弾道ミサイル攻撃を受けた際に、ウクライナ空軍は4発を迎撃したと明らかにしていて、この時に迎撃ミサイルを使い切った可能性があるということです。
このところ、ロシア側は「ジェットドローン」を首都攻撃などに使用してウクライナ側に迎撃させ、パトリオットの防空ミサイルの減少を狙っていました。
また、パトリオットミサイルはイラン情勢などを背景に世界的に在庫が減少しています。ゼレンスキー大統領はアメリカに繰り返し供与を求めていますが、ロシアとの「エネルギー停戦」をめぐり、トランプ政権との溝が深まるなか、追加支援のめどは立っていないとみられています。
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