フランスのマクロン大統領が政府の予算案に反発する野党に対して「最終交渉」するとし、決裂した場合は「責任を取る」と述べたと地元メディアが伝えました。
フランスでは先月9日に首相に就任したルコルニュ氏が今月5日に組閣したものの、わずか14時間後に内閣総辞職に追い込まれるという異例の事態になっています。
財政赤字が深刻化する中、中道の与党連合が進める緊縮予算案に左派や右派が反発してまとまらなかったということです。
フランスメディアによりますと、マクロン大統領はルコルニュ氏に8日夜までに野党側と予算案について「最終交渉」するよう指示し、決裂した場合は「責任を取る用意がある」と話しました。
責任を取る場合、▼自らが辞任するか、▼新たな首相を任命するか、▼議会を解散するかが選択肢としてあがっています。
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