南米ブラジルで、第2次世界大戦時に日本人移民らが迫害された問題について、ルラ大統領がJNNの質問に答え、自らの言葉で謝罪しました。
ブラジル ルラ大統領
「謝罪の気持ちを持っています。自分たちの過ちを認める最低限の行為ですから。当時の政府が間違いを犯したのなら、今の政府がそれを修復することは当たり前です」
連合国側だったブラジル政府は、第2次世界大戦中の1943年、南東部サントスに住む日本人ら6500人に対して、強制退去命令などを実施。去年7月、政府が公式に謝罪しました。
この問題に関し、ルラ大統領は18日に大統領府で応じた日本メディアとのインタビューで、JNNの質問に対し、初めて自らの言葉で謝罪しました。
ルラ大統領の発言を受け、謝罪を求めてきた日系の団体の代表者は…
ブラジル沖縄県人移民研究塾 宮城あきら代表
「感謝の思いでいっぱいです」
ルラ大統領は来週、国賓として日本を訪れることになっていて、「日本とブラジルの関係を将来にわたって構築していく」と、二国間の関係強化に意欲を示しました。
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