ミャンマーの国境周辺に拠点を置く中国系の犯罪集団に監禁され、詐欺に加担させられていたとみられる外国人61人が6日、解放されました。
タイの現地メディアによりますと、中国系の犯罪集団に監禁され、オンライン詐欺に加担させられていたとみられる外国人61人が、ミャンマー側からタイ当局に引き渡されました。
解放された61人の国籍は、中国やインドネシア、カザフスタンなどで、日本人は含まれていないとみられます。
2021年の軍事クーデター後、内戦状態が続くミャンマーでは、国境周辺にある複数の少数民族武装勢力の支配地域で、中国系犯罪集団による特殊詐欺の拠点が拡大しています。
SNSの求人広告にだまされて連れて来られた人身売買の被害者が多数いるとみられ、地元の市民グループやNGOは、「日本人6人が監禁されている」とも指摘しています。
一方、ミャンマーへ電力などを販売してきたタイ政府は5日、ミャンマーの国境地帯にある一部地域で犯罪集団が活動できなくなるよう燃料や電気の供給を停止するなど対策を強化しています。
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