大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が銀行詐欺罪などに問われている裁判で、アメリカ司法省は、水原被告に4年9か月の禁錮に加えて、3年間の保護観察、大谷選手におよそ1700万ドルの賠償などを求刑しました。
水原被告は大谷選手の口座からおよそ1700万ドル、日本円でおよそ27億円を賭博の元締め側に不正送金した銀行詐欺など、2つの罪に問われています。
司法省は23日、水原被告に4年9か月の禁錮に加えて、3年間の保護観察、大谷選手におよそ1700万ドルの賠償などを求刑しました。
「被告の犯罪行為の動機はギャンブル依存症よりもむしろその強欲さにある」などとする一方で、司法取引に応じたことについて触れていて、最長で禁錮33年の可能性があった求刑が大幅に下回った格好です。
量刑は来月6日に言い渡される予定です。
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