アメリカの去年12月の消費者物価の伸び率は2.9%で、3か月連続で前の月より伸び率が拡大しました。
アメリカ労働省が15日に発表した去年12月の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べて2.9%の上昇でした。これは事前の市場の予想通りの水準で、前の月と比べた伸び率は3か月連続で拡大しました。
アメリカの物価の伸びは2年前から少しずつ鈍化してきていましたが、このところ再び伸び率が拡大するなど、インフレがなお根強いことを示しています。
市場では、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が利下げを慎重なペースで進めるという見方が強まっています。
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