イギリスのキャサリン妃によって抱きしめられた写真が多くの共感を呼んだ少女が、がんの闘病の末、亡くなったことが分かりました。
キャサリン妃が笑顔で抱きしめている少女。進行性のがんを患っていたリズ・ハットンさん(17)が、闘病の末、27日に亡くなりました。
リズさんは写真撮影が趣味で、先月、ウィリアム皇太子夫妻からウィンザー城で行われた式典に“写真家”として招待されるなど、同じくがんの治療を続けていたキャサリン妃がその活動を応援していました。
皇太子夫妻はSNSで「リズさんのような勇敢で謙虚な若い女性に出会えたことは光栄でした」と述べ、哀悼の意を示しました。
リズさんが患った「線維形成性小円形細胞腫瘍」は非常にまれな疾患であることから、治療に対する研究資金が不足していて、リズさんの母親は研究への資金援助を呼びかけています。
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