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視聴者の声~「東京ドーム何個分」へのご意見~【調査情報デジタル】

国内
2026-06-20 08:00

テレビ局には番組を観た視聴者から様々な声が寄せられる。TBSテレビの「視聴者センター」(カスタマーサクセス室所属)は、こうした声を集約し番組制作の現場にフィードバックさせるのが仕事だ。担当者が寄せられた“声”の一端を紹介する。


日差しを強く感じる日が多くなってきました。梅雨が明ければ、今年も暑い夏の到来ですね。


さて、5月にいただいたご意見・ご指摘から、とくに学びにつながると感じた事例をいくつかご紹介します。


施設の広さなどを例える際、「東京ドーム何個分」という表現がよく使われます。 しかし、視聴者の方からはこんなご指摘をいただきました。


「広さを東京ドームの数で表現していますがどれほどかわかりません。名古屋在住の私は聞いても『すごい !』とは共感できません。 学校で広さの単位に東京ドームを教えているとも思えませんが・・・」(70代以上/男性)


よく使われる定番の表現でも、本当に伝わりやすいかどうかは意識したいところです。確かに、とても広い面積を「東京ドームおよそ何十何個分」などといわれてもピンとこない場合がありますし、誰もが同じイメージを持てるとはかぎりません。受け手の目線に立つ丁寧さを忘れないようにしたいと感じました。


5月の祝日「こどもの日」の表記についても、ご指摘がありました。


「『子どもの日』とテロップが出ていましたが、5月5日はひらがなで「こどもの日」と祝日法で定められています」(50代/男性)


日常的にはどちらの表記も伝わりますが、制定されている名称は正確に記述することが求められますね。気をつけたいと思いました。


同じような意味でも漢字が違うケース。こちらも指摘をいただきました。


「『のどが乾いていたので』とテロップを表示していましたが、『渇く』が正しいです」(50代/男性)


「乾く」は洗濯物や地面などの水分がなくなる状態を指すのに対し、体の渇きを表現する際には「渇く」を用います。耳で聞くと同じ「かわく」ですが、いざテロップになると、日本語の使い分けの難しさが浮き彫りになります。 


いずれも日常の会話なら通り過ぎてしまいそうですが、こうして細部までしっかり見て、ご指摘くださる視聴者の方がいることはありがたいことです。 


一方、朝の情報番組『THE TIME,』の「早朝グルメ」生中継の現場に遭遇した方からは、うれしいご意見が届きました。


「『見ていてもいいですか?』と番組スタッフに尋ねたところ、快く『大丈夫ですよ!』とおっしゃっていただき、生中継を拝見させていただきました。終わったあとアナウンサーさんが内容を反省していて、『しっかりと伝えたい』という思いが伝わってきました。これからも頑張ってください」(50代/男性)


厳しいご指摘も、温かい応援も、視聴者の皆様から届く声ひとつひとつが私たちの支えとなっています。


〈執筆者略歴〉
浜崎 由佳(はまざき・ゆか)
1995年TBS入社。
ラジオ局、報道局、事業局などを経て、編成考査局。現在カスタマーサクセス室長。


【調査情報デジタル】
1958年創刊のTBSの情報誌「調査情報」を引き継いだデジタル版のWebマガジン(TBSメディア総研発行)。テレビ、メディア等に関する多彩な論考と情報を掲載。原則、毎週土曜日午前中に2本程度の記事を公開・配信している。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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