指定暴力団「住吉会」系「幸平一家」の傘下組織の組員が末端価格2億6500万円相当の覚醒剤を密輸したとして、警視庁に逮捕されました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団「住吉会」系「幸平一家」の傘下組織の組員・樋田涼容疑者(30)です。
樋田容疑者は、おととし4月、仲間と共謀し、覚醒剤およそ5キロ=末端価格2億6500万円相当をアメリカから成田空港に営利目的で密輸した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、東京税関の職員による検査で東京・練馬区にある住所宛ての段ボールに入っていた金属製の筒状のフィルターの中に覚醒剤が隠されているのが見つかり、事件が発覚しました。
警視庁は段ボールの受け取り役とされた男女3人への捜査から指示役とみられる樋田容疑者の行方を追っていましたが、2年がかりの捜査の結果、おととい(13日)、逮捕に至ったということです。
調べに対し、樋田容疑者は「黙秘する理由も黙秘します」と供述しているということです。
警視庁薬物銃器対策課の幹部によりますと、特殊詐欺や「闇バイト」、風俗スカウトなど「トクリュウ」犯罪の後ろ盾に「幸平一家」があるとみていますが、国内でまん延する覚醒剤の供給源にもなっているとし、今回の事件について「幸平一家」が組織的に関与しているとみて調べています。
今年に入り、3月末までに都内における覚醒剤事件の摘発人数は前の年に比べ1.25倍となるおよそ250人と増加傾向にあり、警視庁は警戒を強めています。
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