市長による職員へのセクハラ疑惑をめぐり混乱が続いてきた沖縄県の南城市ではきょう、古謝景春市長に対する不信任決議案が審議され、賛成多数で可決されました。
南城市の古謝市長は、女性職員へのキスや太ももを触るなど9件のセクハラ行為の訴えについて、市が設置した第三者委員会が今年5月、セクハラを認定。
きょう開かれた市議会の本会議では、これ以上、市政の混乱を放置できないとして、一連の問題で初めて与党側から提出された古謝市長への不信任決議案が審議されました。
不信任『賛成』の市議
「どこかの自治体の市長がホテル密会した件とは次元が違う。被害者救済の緊急性をともなう、明らかに常習化した性加害です」
討論では、性被害の訴えは相次いでいるなどとして不信任案に賛成する意見が相次ぎました。
不信任『賛成』の市議
「(被害は)1人ではないですよ。9件のセクハラ被害があったこと、これも氷山の一角かもしれません。市長は即辞めた方が南城市のため」
与党議員1人が退席し、議長を含む18人による採決の結果、賛成15人・反対3人となって、可決に必要な出席議員の4分の3を上回り、不信任決議案は可決されました。
可決を受け、古謝市長は…
不信任可決後 古謝景春 南城市長
「キスされたという話がありましたが、絶対ない。彼女から私に『おめでとうございます』と言って、ハグして終わり」
古謝市長は10日以内に議会を解散するか、辞職・失職の選択を迫られることになります。
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