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【どうなる総裁選】自民党議員のお盆に密着 「石破おろし」に支援者からは冷めた意見も

国内
2025-08-18 18:51

自民党では、あすから総裁選を前倒しするかどうか議論が本格化します。ただ、「石破おろし」の動きについて国会議員の地元からは自民党への“冷めた声”が聞こえてきました。


自民党 小林鷹之 元経済安保担当大臣
「(ポスターが)雨の日も風の日も働いてくれてるので助かります」


地元を駆け回るのは、「ポスト石破」として名前があがる自民党の小林鷹之元経済安全保障担当大臣です。


支援者を前に笑顔を見せる小林氏。しかし、待ち受けていたのは厳しい質問ばかり。


支援者
「これからの自民党の歩む道。それと(小林氏は)経済をやられている、経済関係について。あと、トランプ大統領が…」
小林氏
「国会質問みたいですね」


さらに、党内で吹き荒れる「石破おろし」についても。


支援者
「はっきり言って、今の石破さんが一般庶民からすれば結構支持率が高い。ところが、自民党の中で言えば、何か(総理から)おろそうとする動きがありますよね」


この率直な質問に小林氏は…


自民党 小林鷹之 元経済安保担当大臣
「少なくとも大きな選挙で2回負けてしまったので、これは民間企業でも同じですけれども誰かが責任を取らなければいけない」


小林氏が政治家を志した頃から通っている地元のラーメン店。


自民党 小林鷹之 元経済安保担当大臣
「ピリ辛で美味い」


野党の時と今の「逆風」には“違いがある”と危機感を示します。


自民党 小林鷹之 元経済安保担当大臣
「最初、野党のときは怒られた。今、反応が驚くほどない。やっぱり『愛の反対は無関心』って言ったりしますけども、ちょっとそこはすごく危機感を感じます」


地元の健康教室で体操するのは自民党の柴山昌彦元文部科学大臣。裏金問題の“震源地”となった旧安倍派に所属していました。


この日は、地元の支援者とともに知人の墓参りへ。柴山氏は自民党の政策を見直すためにも総裁選を前倒しし、政策論争をする必要があると訴えます。


自民党 柴山昌彦 元文科大臣
「(総裁選を)前倒しをして石破総裁も、もし意欲があるのであれば、そちらに立候補していただいて、そういった事柄についての論争を正々堂々と戦わせていただく」


ただ党内には、石破総理の退陣ではなく、裏金問題の解明を求める声もあがっています。


自民党 柴山昌彦 元文科大臣
「(Q.参院選の結果の要因に裏金問題があると思うが)そこは私はちょっと違う考えですね。今回(の参院選)に関して言えば、決してそのウェイトは高くなかった」


地元の支援者と昼食をとった柴山氏。裏金問題について、こう声をかけられました。


支援者
「たしかに反省する部分もあったけど。そこ(裏金問題)に対して、どう反省して次に活かしていくかってそこが大事だと思うよね」


さらに「石破おろし」については…


支援者
「襟正す部分をどうしていくんだって、その行動がなかなか見えてこない。それをどうにかして欲しい。それが(石破総理に)辞めてくれっていうことだけじゃないような気はする」


支援者からの意見を聞いた柴山氏は…


自民党 柴山昌彦 元文科大臣
「今の政局については、しっかりと安定させて、やっぱり、きちんと実行力のある政権であってほしいというふうに願っていらっしゃる。しっかりと僕ら議員仲間とも話し合いたい」


あすから総裁選の議論が本格化する自民党。お盆に有権者から意見を聞いた議員たちは信頼回復に向け、どう行動していくのでしょうか。


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