航空自衛隊の練習機が墜落した愛知県犬山市の入鹿池では、男性隊員2人の捜索活動が続いています。
自衛隊の航空機が墜落した愛知県犬山市・入鹿池の上空です。墜落現場は愛知県の観光地「博物館明治村」のすぐ東側です。
現在、墜落現場と思われる場所にボートが3隻集まっていて、空気ボンベを背負った隊員が潜水して水中を捜索しています。依然として自衛隊の男性隊員2人の捜索が行われています。
また、午前7時20分ごろには墜落した航空機の破片とみられるものを回収する作業を上空から確認しました。
墜落した自衛隊機は宮崎県の航空自衛隊・新田原基地に所属するT-4練習機です。きのう午後3時すぎに愛知県の小牧基地を離陸した直後、レーダーに映らなくなり、犬山市の入鹿池付近に墜落しました。
機体は36年前に製造されたもので、飛行前の点検では異常は確認されていませんでした。
現場では機体の一部や隊員のヘルメットなどの持ち物が見つかったということです。
現在、池ではオイルフェンスの設置作業が行われているものとみられます。朝早くから自衛隊員が6人1組でボートに乗って往復し、機体の一部とみられる長さ1メートルから1.5メートルほどの破片を繰り返し引き上げています。
このあたりは釣りなどのボートを貸す店がある場所ですが、きのうから規制線が張られ、男性隊員2人の捜索にあたる自衛隊や消防、警察の車両が並んでいます。
このあと自衛隊のダイバーによる水中の捜索も行われます。
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