
埼玉県警吉川署の男性巡査が、駅近くの駐輪場から自転車を盗んだうえ、酒気帯び運転をしたとして書類送検されました。
窃盗と道交法違反の疑いで書類送検されたのは、埼玉県警吉川署の地域課に所属する21歳の男性巡査です。
埼玉県警によりますと、男性巡査は今年2月21日午前0時半すぎ、東武伊勢崎線の蒲生駅近くにある駐輪場から自転車を盗んだうえ、酒気を帯びた状態で、自転車を運転した疑いがもたれています。
男性巡査は、前日の午後8時半ごろから2時間半ほど都内で同僚と、酎ハイやビールを5杯以上飲酒したとみられていて、1人で帰宅途中でした。
男性巡査は、飲酒による体調不良から本来降りる駅の1つ前の蒲生駅で降車したということですが、自宅まで徒歩でおよそ2時間かかることから、無施錠の自転車を盗み帰宅しようと考えたということです。
警戒中の警察官が、蛇行して運転する男性巡査を発見し、呼気を調べると基準値の2倍のアルコールが検出されたということです。埼玉県警の任意の調べに対し、男性巡査は「飲酒の影響で気持ち悪さと眠さがあった。早く帰って寝たかった」と容疑を認めているということです。
埼玉県警は、きょう(3日)付けで停職3か月の懲戒処分としましたが、男性巡査は依願退職の申し出をしています。
埼玉県警の斎藤克也首席監察官は、「職員に対する指導教養を徹底し、信頼回復に努める」などとコメントしています。
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