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黄砂 日本に到達か…花粉症に影響も 13日は気温急上昇で東京都心は23℃予想【news23】

国内
2025-03-13 01:12

中国で黄砂が発生し、今年初めて警報が発表されました。北海道や東北地方にも到達する見込みです。


春の訪れを告げる景色が広がりました。山口県防府市の神社では、色とりどりのウメの花が見ごろを迎えています。


男性
「趣がありますね」


防府市はきのう(12日)、最高気温18.4℃を観測。4月上旬並みの暖かさとなりました。


雨となった東京都心ですが、きょう(13日)は一気に気温が上がりそうです。最高気温は、きのう(12日)に比べて8℃ほど高い23℃となる見通しです。


きょう(13日)は全国的に晴れ間が広がりそうですが、そんな列島に襲来するのが「黄砂」です。


こちらは、中国の内モンゴル自治区で撮影された映像。強い風で砂が巻き上げられ、視界が悪くなっています。トラックは、ライトを付けて走りました。


記者
「こちらの車ですが、黄砂の影響でしょうか。かなり汚れてしまっています」


きのう朝(12日)の北京市内。砂ぼこりが大量についてしまった車。朝早くから洗車する人の姿も。中国の気象当局は、おととい(11日)からきのう(12日)にかけて、今年初となる黄砂の警報を発表しました。


日本の気象庁によると、きょう(13日)の正午から午後には、北海道や東北地方などに黄砂が到達する見込みです。どんな影響をもたらすのでしょうか。


國本未華 気象予報士
「すでに大陸で濃度の濃い黄砂が観測されているが、影響の度合いは深刻なものではなさそう。日本に飛来するころには、黄砂の濃度は徐々に薄まってきている。空がぼんやりかすむ、洗濯物に付着してちょっと気になる、それくらいの程度のものだと考えられる」


ただ、この黄砂は、いまつらい日々を過ごしている花粉症の人たちにさらなる苦しみを強いるかもしれません。きのう(12日)都内のクリニックでは…


院長「目はかゆいですか?」
患者「はい」
院長「いつから?」
患者「先週くらい」
院長「ちょうど花粉がガンガンのとき」


患者
「花粉症がひどくなって、それが蓄膿気味になっていると先生は言っていた」


院長は黄砂の襲来について、花粉症の症状を悪化させる可能性があるといいます。


慶友銀座クリニック 大場俊彦 院長
「花粉症のスギの花粉よりも、もうちょっと小さな粒子が黄砂に含まれている。肺の方まで到達しやすい場合があり、鼻炎だけじゃなくて気管症状を悪化させていったり、皮膚症状でアトピー性皮膚炎を悪化させたり、花粉症以外の症状が悪化してしまうというのが特徴」


そしてこの先、気になるのが桜の開花です。今年の桜は、関東から西ではだいたい平年並み、北日本では早くなりそうです。


國本未華 気象予報士
「この先、寒暖差が大きくなりそう。きょう(13日)気温がぐんと上がって、関東周辺で一気に初夏の陽気になりそう。週末以降、寒の戻りがありそう。桜の便りが届いてくるのは、来週後半以降になるのかなという見立て」


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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