今年の『春節』は多くの人が旅行をしていますが、日本ではスーツケースが道を塞ぐなどトラブルになっています。
【写真を見る】春節で90億人の中国人が大移動 日本の観光地も中国人で大賑わい スーツケースで道を塞ぐなどトラブルも…問題を解決するサービスも登場
観光客殺到で迷惑行為も 踏切内撮影で遮断機下りず
1月下旬から始まった、中国『春節』の大型連休。2025年は過去最多の、延べ90億人の大移動とあって日本も週末にかけて、多くの中国人観光客が訪れました。
大人気の観光地・京都では、道が見えないほど大混雑。
そして、人の数が増えるとトラブルも。千本鳥居で有名な『伏見稲荷大社』の近くにある踏切では、人が多すぎて遮断機が下りない、危険な状況になっています。
別の日には、危険な撮影もありました。
記者
「踏切の中で写真撮影していますね。危ないです」
こうした春節の観光客は都内でも。
旅行に欠かせない『スーツケース』。これを巡り、ある問題が。
公共の道の真ん中でスーツケースを開き、荷物を整理する観光客に、電車内に積まれた大量のスーツケース。画像から確認できるだけでも14個のスーツケースがあります。
新幹線の車内で撮影された写真には、ドアの前にスーツケースが置かれています。これは1か所だけではなく、隣の車両にも。
これに撮影者は…
撮影者
「これまで全く見たことがない。呆れ果ててしまいました」
場所をとる大量のスーツケース問題。これを解決する、あるサービスが注目されています。
道をふさぐ大量のスーツケース…解決する便利なサービスも
ecbo 工藤慎一社長
「コインロッカー代わりに、ecboが提携するカフェや美容室に荷物の一時預かりができるサービスとなっています」
「ecbo cloak」というアプリを使い、提携するお店、美容室やカラオケ店などの空きスペースに荷物を預けることができるサービス。海外からの観光客が多く利用しているといいます。
アパレルショップ「CRACES」では、レジ横のスペースを貸していて、荷物を預ける外国人客の半分が中国人だといいます。
荷物を預けたのは、九州から来た日本人観光客。なぜ、利用したのでしょうか?
九州から来た日本人観光客
「いま春節とかで中国人が多いかなと思ったので。混むと困るので(ecbo cloakを)使いました」
買い物中、スーツケースが邪魔だということで、「ecbo cloak」を利用。空いているコインロッカーを探す手間も省けるといいます。
2026年には提携店が1万店を超える予定で、大量のスーツケース問題も解決できるかもしれません。
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