
日本バレーボール協会は28日、男子代表の佐藤駿一郎容疑者(26)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、南部正司技術委員会委員長、國分裕之専務理事、内藤拓也業務執行理事が登壇し状況を説明した。この日行われる予定だった男子日本代表の会見は中止となった。
【写真を見る】バレーボール協会、全員の所持品検査実施「リスタートすることが大事」佐藤駿一郎容疑者の逮捕受け説明 代表活動は変更なし
冒頭で、國分専務理事が「本日記者会見ということでお集まりいただきましたところ、このような事態になりまして大変申し訳なく思っております」と謝罪。「仲間のうちからいろいろな形でこういう逮捕者が出てしまったことで、(選手たちは)かなり精神的にも参っていると思います。協会としてやるべきことが残っていますので、しっかり各選手と向き合いながらしっかりとした体制で改めてスタートできるように今後取り組んでいきたい」と話した。
南部委員長は27日の午後8時頃に警察から連絡があったという。「本人の所持品から薬物が見つかったという連絡を受けまして、結果的には逮捕に至ったということになります。捜査には全面的に協力していく姿勢でおります」と経緯が説明され、佐藤容疑者からは「『もう本当に大変ご迷惑かけました』という反省の言葉を聞いております」とした。
これを受け、チームは代表選手およびスタッフ全員に所持品検査を実施。尿検査についてもチーム主導で実施するといい、「検査をして、それをまた公表して。何もないということでリスタートすることが大事だということで、選手たちもそれは理解してくれている。ドクターの方に確認をしながら、いち早くキットを取り寄せて実施したい」とした。
佐藤容疑者は25日の午前0時過ぎにチームに合流し、翌日から練習に参加。27日は宣材写真の撮影を昼過ぎまで行い、その後は自由時間を過ごしていて、チームメート数名と一緒にパチンコ店に行っていたという。落とした鞄が警察に届けられ、本人が引き取りに行き、所持品検査を行ったところ、薬物が見つかったという。
協会は「これまでもコンプライアンス研修はもちろん実施していた」が「さらに内容も含めて検証して、強化を改めてしないといけないと、そのように感じております」とした。
今後の男子代表の活動についても言及し、「スケジュールの変更はしない」とした。「もう初戦までわずかな日数しかありませんので、そういった中でもしっかりとさっき言ったような検査も行いながら、いい形で今たてたスケジュールは、できるだけ崩すことなく計画通りに進めていければと思っております」。
また、この日中止となった代表活動に関するメディア対応については「本当に選手たちは今日メディアの皆様との会見もそうですし、そういった時間を楽しみにしておりましたので、形は変わってでも何かそういった時間が作れれば」と、監督とスケジュールを組みなおして改めて発信すると話した。
日本バレーボール協会は同日付で佐藤容疑者の日本代表登録を抹消した。
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・“ポカリ”と“アクエリ” 実は飲むべき時が違った! “何となく”で選んでいませんか?効果的な飲み分けを解説【Nスタ解説】
・55歳母親を暴行死させた37歳男は“ヤングケアラー”だった 10歳から家事に追われた男と母親の「狂気の関係」
