
■MLB パドレス 2-1 ドジャース(日本時間23日、ペトコ・パーク)
ドジャース・大谷翔平(31)が敵地でのパドレス戦に“1番・DH”で出場し、“休養明け”は3打数無安打で、6試合ぶりのノーヒットに終わった。
チームは首位攻防3連戦の初戦を落とし、パドレスとゲーム差「なし」で単独首位から陥落した。パドレス先発のダルビッシュ有(39)は、6回1安打1失点の好投で今季3勝目、日米通算205勝目を挙げた。
21日のロッキーズ戦では、今季10度目の投打“二刀流”で出場した大谷。4回(66球)を投げ、被安打9今季ワースト5失点と打ち込まれ、移籍後初黒星を喫した。また、右太ももにピッチャー強襲の打球が直撃し、その影響も心配された。前日は休養目的では今季初の欠場となったが、パドレスとの初戦で“復帰”。
第1打席はカウント2-2から6球目のスライダーを引っ張ったが一ゴロ。右脚の状態が心配されたが、一塁を全力で駆け抜けた。第2打席は初球のカットボールをライトへ打ち返したが、打球の伸びはなくライナーで抑えられ、2打席ともにダルビッシュに軍配。
序盤から丁寧なピッチングで2回までパーフェクトに抑えたダルビッシュは、3回にド軍ルーキーで前日3安打のA.フリーランド(23)にメジャー初本塁打を浴びた。だが以降はヒットを許さず、6回までソロ本塁打のわずか1安打に抑えた。
サイ・ヤング賞2度のド軍先発の左腕B.スネル(32)は、かつて在籍していた古巣を相手に、初回は3者凡退。2回、3回は先頭打者にヒットを許すが後続を抑え、無失点投球。
4回は先頭に四球を与えると、送りバントで1死二塁と得点圏にランナーを背負い、M.マチャドに同点タイムリーを浴びた。さらにヒットで1死一・三塁とすると、ボガーツの犠飛で1-2と逆転を許した。
打線はダルビッシュを前に、4回、5回と沈黙。6回の大谷の第3打席は、フルカウントから四球を選び出塁。8月は出場全19試合での出塁となったが、M.ベッツ(32)が併殺打でチャンスを作れず。7回は2番手アダムに対し3者凡退。
終盤8回は1死一・二塁も併殺打で1点が遠く。9回は元阪神のR.スアレスを相手に、大谷の第4打席は、センターへの大飛球を放つもフェンスを越えられず。打線はベッツとフリーマンのヒットで意地をみせ、2死一・三塁の絶好機を迎えたが、T.ヘルナンデス(32)が空振り三振で、1点差の接戦を落としゲームセット。パドレスは4連勝でドジャースと同率首位に浮上した。
ドジャースは明日24日はT.グラスノー(31)、25日は山本由伸(27)が先発マウンドに上がる。
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