
■MLB ロッキーズ 8-3 ドジャース(日本時間21日、クアーズ・フィールド)
敵地でのロッキーズ戦に“1番・投手兼DH”で出場したドジャース・大谷翔平(31)は、4回(66球)を投げ、被安打9、今季ワースト5失点と試合を作れず降板。今季10度目の登板で初黒星を喫した。
またアクシデントにも見舞われ、4回のマウンドでは、1死二・三塁の場面で、ピッチャー強襲の打球が大谷の右脚を直撃。大谷は試合後に取材で足の状態について「(当たったところが)ひざではなかったので、最悪のシチュエーションではなかったと思っています。しっかりと明日以降経過を観察しながらやりたい」と今の段階では大丈夫だという。
試合後のロバーツ監督(53)によると、打球は右太ももを直撃したものの膝を外れて骨へのダメージはなく、次戦以降への出場に支障はない見通しだという。大谷はこの試合がメジャー通算1000試合目だったが、待望の今季初勝利は次回以降に持ち越しに。打者としては初回に二塁打を放ち、8月は全18試合で連続出塁を継続した。
大谷はこの日の投球の内容については「うーん。そうですね、チームに申し訳ないですし、ただただ自分の投球に不満があるというか、情けないなという投球内容だったかなと思います」と肩を落とした。
大谷にとっては移籍後初のコロラド登板となり、ボールが動きにくい中で、実際にこの日はストレートの速球よりもスライダー系の球を多く投げた。標高1600mのクアーズ・フィールドの影響があったかと聞かれると「そこはもうブルペンで確認しながら、ボールが動かないというのはしっかりと理解しながらマウンドには上がっているので」と答え、「真っ直ぐがカット気味に動いていたので、ウィル(スミス捕手)がスライダー系の方が良いのではないのかな(と判断した)中で、スライダーの要求が多かったのかなと思っています」とロサンゼルスとは、違う環境での投球を振り返った。
「真っ直ぐの動き方がよくなかった中でも、スポットをしっかりと投げることで、もう少し活かせる場面もあったのかなと。コーナーを狙っている球が真ん中に集まってしまう傾向があるので」と反省点を口にした。
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