埼玉県の農場で高病原性鳥インフルエンザに感染した食用のアヒルが確認され、県はけさから、およそ2500羽のアヒルの殺処分を行っています。
埼玉県によりますと、きのう、行田市の農場から「死んだアヒルが増えている」と家畜保健衛生所に通報があり、簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザの陽性が確認されました。その後、遺伝子検査が行われ、けさ早く、高病原性鳥インフルエンザへの感染が判明したということです。
これを受け、埼玉県は午前8時から、この農場で飼育されている食用のアヒルの殺処分を行っていて、最終的におよそ2500羽を殺処分するということです。また、県はこの農場から半径3キロ以内にある農場や養鶏場に対し、ニワトリや卵などの移動を制限しています。
鳥インフルエンザの感染確認は、今シーズンに入って今回が全国で11例目で、埼玉県内で感染が確認されたのは今シーズン初めてです。
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