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円安で“国民食”に迫る危機…すき家は牛丼30円値上げ、ラーメン店・焼肉店の倒産件数は過去最多に コスト上昇に現場は苦肉の策

経済
2026-07-08 18:50

円安や先行きの見えない中東情勢などにより、暮らしの様々な場面でモノの価格があがっていますが、いま、その影響が私たちにとって「国民食」とも言えるお馴染みのメニューにも及んでいます。


都内のオフィス街にある牛丼チェーン「すき家」のお店。いつもと変わらぬランチタイムの賑わいですが、きょう、あることが変わりました。


記者
「けさ変えたばかりだという看板。牛丼の値段は480円。30円値上がりしています」


看板商品の牛丼が、きょうから全品30円値上げされたのです。



「なるべく安く食べたいんで」
「値上がる前に行きたかったです」


実は去年9月、節約志向の高まりを受けて11年ぶりの値下げを行っていた「すき家」。それから1年も経たずに方針転換を強いられた形です。


値下げからの「Uターン値上げ」に踏み切った主な理由は、円安の影響などによるアメリカ産の牛肉の高騰。


こうした円安や原材料費の価格上昇がいま、外食産業を脅かしています。


東京商工リサーチによりますと、円安や中東情勢などによるコスト上昇が経営を圧迫。私たちの“国民食”ともいえるラーメン店、焼肉店の倒産件数が今年、上半期として過去最多を更新しました。


私たちの「食」をめぐる様々な現場にじわじわと迫る価格上昇の圧力。少しでもコストを下げるため、大手スーパーでは、こんな取り組みも始まっています。


記者
「冷やし中華といえば、具材が中蓋の上に乗っているイメージですが、新しいものでは、具材が麺の上にそのまま載っています」


イオンがきょう発表したのは、プラスチックの使用量をおよそ1割から2割削減した容器です。包装資材の価格が高騰するなか、「冷やし中華」の具材を乗せていたなか皿を無くしました。このほか「ざるそば」のつゆを入れていたカップを廃止して、直接、麺にかけるスタイルに。1食あたり最大およそ10円のコストを抑えるといいます。



「いいんじゃない?大抵入れ物あるでしょ。日本では容器が立派すぎる」
「逆に食べるとき面倒だったりするので、そこはどっちでもいいやという感じ」


私たちの食を直撃する物価高。現場では、苦肉の策が続いています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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