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重油価格が半年で倍に…新茶シーズン「待ったなし」現場の悲鳴 高市総理「石油備蓄20日分放出」“目詰まり”解消も指示

経済
2026-04-10 19:43

タンカーが海峡を通れるのか、依然不透明ななか、けさ。


高市総理
「5月上旬以降、第2弾の国家備蓄の放出として約20日分を放出します」


石油の備蓄放出の「第2弾」を決めた高市総理。国内で「必要な量は確保している」としつつも、「行き届いていない」としたのは…


高市総理
「シーズンを迎える緑茶の製造に必要な重油や、公共インフラであるバス・トラックの軽油の供給などについて、懸念の声を聞いている。燃料油供給の目詰まりを早期に解消してください」


現場では一体、何が起きているのか。


静岡・島田市では、朝から本格的な新茶シーズンを前に「初摘み」が行われていました。


大塚製茶 大塚隆秀 専務取締役
「甘い、うまい、香りが強い、色がきれい、お茶のもっている要素を全て持ち合わせているすごくいいお茶」


1か月間、新茶の出荷シーズンが続くなか心配なのは…


摘み取った茶葉は酸化を防ぐため、蒸すなどしてすぐに加工します。そこで必要になるのが、重油です。


大塚製茶 大塚隆秀 専務取締役
「この下に7万Lの重油を貯蔵している。7万Lと言っても、この工場で1週間で使い切ってしまう」


2025年秋の重油価格はリッター100円でしたが、今はリッター200円と半年で倍に。


残り3週間ある新茶シーズンで使う燃料費は、2100万円から4200万円へと膨れ上がりました。


大塚製茶 大塚隆秀 専務取締役
「戦争は我々がコントロールできないが、その影響を受けることは間違いない。お茶の芽は育ってくるので待ったなし」


現場への供給の目詰まりに加え、原油価格も高止まりしたまま。停戦交渉への不透明感から、原油の先物価格は一時、1バレル=102ドル台まで上昇しました。


エネルギー価格の高止まりは、暮らしに更なる影を落としつつあります。


電気事業連合会 森望 会長
「早ければ、6月ぐらいから電気代が中東情勢を受けて、上がる可能性」


火力発電所の燃料となるLNG=液化天然ガス価格も高騰していて、エアコンの使用で電力の消費量が増える夏ごろには、電気料金が上がる可能性があるのです。


備蓄放出が進んでも、エネルギー価格の高止まりに歯止めがかかる見通しが立たない中、私たちの暮らしは、厳しい局面を迎えています。


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