原油価格の乱高下は、私たちの生活にどう影響してくるのでしょうか。毎日の生活に欠かせないスーパーマーケットやクリーニング店を取材しました。
乱高下する原油価格 生活に欠かせないモノはどうなる?
横浜市にあるスーパー「スーパーセルシオ 和田町店」。原油価格の高騰で、いま懸念されるのが…
スーパーセルシオ 鶴田聡部長
「商品に使われている資材です。トレイやラップ、ラベル、シールなどです。(仕入れ値が)上がるかもしれないという懸念はあります」
1日に約1000個使うというトレイ。もし、値上がりした場合…
スーパーセルシオ 鶴田聡部長
「資材費が高いということで、100円で売ろうと思ったものが103円にしなきゃなとか」
さらに、無料サービスのビニール袋の提供も使用制限を呼びかける可能性があるといいます。
70代
「こんな世の中だからね。うまくやってくれたらいいんですけど、政府が」
60代
「食べ物に関しては本当に困りますね。控えることはできないので」
食品そのものも…
レ・アルかきぬま 柿沼優助さん
「ガソリン代が一番じゃないですかね。輸送コストの観点から野菜も10%ぐらい高くなるのかなというイメージ」
仕入れ値は1.5倍以上に…繁忙期を前にクリーニング店では危機感
衣替えで、まもなく繁忙期を迎えるクリーニング店では…
コバヤシランドリー 小林史明社長
「これ1箱で440本入っている」
衣服をかけるプラスチックのハンガー、埃よけのビニールもすべて原料は石油。原油価格の高騰による資材の値上がりの可能性に危機感を募らせます。
さらに…
コバヤシランドリー 小林史明社長
「ドライクリーニングの機械になります。水を使わないで石油系の溶剤でクリーニングしています」
ドライクリーニングに欠かせないのが、大量の石油系溶剤。
ロシアがウクライナに軍事侵攻する前の仕入れ値は、1リットル=約200円だったといいますが、今では300円を超え、1.5倍以上に値上がりしているといいます。
コバヤシランドリー 小林史明社長
「間違いなくもっと上がる。いくらぐらい上がるのか、ちょっと想像がつかないのが不安」
原油価格の高騰…生活への影響は?
井上貴博キャスター:
最悪の想定をしておくことは大切ですが、気持ちがあおられて、過度に焦りすぎることも大きなリスクです。それが金融危機の引き金になることもあります。
石油備蓄は十分にあり、今すぐに何かしないといけないわけではない。自問自答しながら情報を見ないと、気持ちがあおられてしまうと感じます。
政府としても、共同放出の検討を進めており、マーケットも冷静さを取り戻しつつあります。
もちろん、さまざまな場面に原油は使われています。▼納豆の容器やフィルム、たれ・からしの小袋、▼運送会社のガソリンなどの値上がりというリスクはもちろんあります。
19日には日米首脳会談が予定されています。高市総理がどのような会談を行うのか、非常に注目のポイントです。
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