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“予約は14分の1”中国「春節」始まるも…日本は“圏外”?「東南アジア」が人気の理由は?【Nスタ解説】

経済
2026-02-18 21:21

約95億人が移動するとみられる中国の大型連休「春節」が始まりました。


【写真を見る】観光客が減った?アニメの聖地 去年と比べてみると…


中国政府が日本への渡航を控えるよう呼びかける中、中国人観光客に人気だった観光地は、今どうなっているのでしょうか。


中国人観光客の予約14分の1に 中国依存から脱却の動きも

山形純菜キャスター:
中国政府による、日本への渡航自粛の呼びかけの影響は様々な地域に及んでいます。


インバウンド客に人気の観光地、大阪・新世界にある「串かつだるま」の上山勝也会長によると「(中国人観光客が)例年に比べて明らかに少ない。5分の1くらいではないか」ということです。


そんな中、これを機に中国依存から脱却しようという動きも出ているようです。通天閣観光によると、「中国一国に依存せず、東南アジア各国へのプロモーションを強化していく」ということです。


また、スノーアクティビティが楽しめる北海道・美唄市の「アルペン スノーランド美唄」では、2026年の春節期間の中国人観光客は50人と、2025年に比べて14分の1に減少したということです。※予約数(前年比)

その一方、今シーズンは東南アジアなどの観光客が増加していて、2025年と比べると約1.7倍だということです。

直接の理由かは分からないとした上で、増加の要因として、2025年からフィリピンなどのインフルエンサーを招待し、SNSでPRしてもらっていることが関係したのではないかとしています。


「春節」中国で東南アジアが人気の理由

山形キャスター:
日本は、春節の時期の人気観光地として常に上位にランクインしていました。

【中国 春節の人気観光地】
<2025年>
1位:マカオ
2位:香港
3位:日本
4位:マレーシア
5位:シンガポール

ただ2026年、日本は10位圏外となりました。一番人気は韓国・ソウルで、美容やK-POP人気の高さが理由にあるそうです。

<2026年>
1位:ソウル(韓国)
2位:バンコク(タイ)
3位:シンガポール
4位:クアラルンプール(マレーシア)
5位:香港
※中国の旅行予約サイト同程旅行によると


東南アジアが人気の理由として、▼「ビザの緩和」観光など短期滞在であればビザが不要、▼「春節の雰囲気が味わえる」タイやシンガポール、マレーシアなどでは、毎年春節を祝う習慣があるということです。

その中でも、タイでは巨大ショッピングモールで中国文化などを紹介するイベントを開催したり、街中が赤いランタンで彩られたりするということです。


渡航自粛に中国人観光客は 世代間ギャップも

山形キャスター:
日本への渡航自粛が呼びかけられている中、実際に日本に来た中国人観光客に話を聞いてみると、世代間でギャップがあるようです。


浅草を観光(男性・16歳)
「日本への旅行を計画していたが、キャンセルした友達はたくさんいます


鎌倉を観光(20代)
「親も日本に行かないほうがいいと言っている。でもネットはネット。現実は現実。好きな場所に来られたことがとても幸せ


ヨーロッパの観光客対策は?

井上貴博キャスター:
今後、日本が観光立国として観光客を増やしていこうという中で、どのような国の形にしていくかという議論は必要だと思います。


実業家・インフルエンサー 岸谷蘭丸さん:
無作為に外国人観光客を受け入れた結果、失敗してしまったという国がたくさんあります。

ただ、幸いなことに様々な国で色々な前例が作られているので、訪日観光客向けの二重価格やESTAの導入といった案もあります。こうしたことを上手く観光ビジネスにしていくことが大事だと思います。

ただ、文化を作っているのは住んでいる人たちです。現地や地元の人たちが、楽しく暮らせなくなったらそれはちょっと違うと思うので、そこのバランスをうまくとってほしいと思います。


出水麻衣キャスター:
今まで中国人観光客向けに設定していた観光地が少し変わることで、多種多様な観光客に来てもらいやすくなると思います。観光業界もこれを機に新たな選択肢が開けていくような気がします。


井上キャスター:
イタリアは観光立国として、どのような施策をしているのでしょうか。


実業家・インフルエンサー 岸谷蘭丸さん:
税金に関してはよくわかりませんが、ヨーロッパは観光客にある程度のお金を支払ってもらおうというマインドはあると思います。

さらにヨーロッパは観光名所に警備スタッフを配置しています。人が流れるように、暴れる人が出ないように国がきちんと整えています。

イタリア・ミラノの名所「ドゥオーモ」の横のレストランでは「テラスからドゥオーモが見える」と言って、ワインを1杯1万円で提供するお店もあります。「払いたい人がいるんだから、払ってもらいましょう」という感覚ですね。

ただ、現地の人には“疲れているなぁ”という人もいるので、観光客を増やしすぎるのもよくないと思います。


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<プロフィール>
岸谷蘭丸さん
イタリア・ボッコーニ大学在学 24歳
岸谷五朗と岸谷香の長男
海外大受験塾「MMBH」設立 教育・多様性などを発信


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