16年連続の減少です。今年1月1日時点の国内に住む日本人は1億2065万人あまりで、去年よりおよそ91万人減少しました。最大の減少幅となった一方で、東京などへの“一極集中”が加速しています。
「(中央区は)今年からですね。ベースとして(街が)落ち着いている」
全国の自治体で日本人の人口の増加が1位となった東京・中央区。この1年でおよそ8000人増えました。その最大の要因が「晴海フラッグ」です。
東京オリンピックの選手村跡地を利用して建設された「晴海フラッグ」。23棟が立ち並び、総戸数は5000戸を超える、まさに“巨大マンション街”です。
「子育てにはすごく優しい環境がそろっているなというのは感じている」
周辺では“こんな現象”も…
中央区の担当者
「子どもの増加のスピードが想像以上に速い。学校の教室が足りない」
去年4月に開校した小中学校は生徒数が急増。今後、さらに増える見込みで、新校舎を建設予定です。
しかし、全国では人口の減少が深刻です。人口動態調査によりますと、国内に住む日本人は2009年をピークに16年連続で減少。91万人の減少は調査開始以来、最大で、人口は1億2065万3227人となりました。
一方、在留外国人の数は去年よりおよそ35万人増加し、調査開始以来、最多に。
人口減少と“一極集中”に歯止めがかからない現状が浮き彫りになっています。
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