
中国当局が福島第一原発の処理水放出で停止していた日本産水産物の輸入をおよそ2年ぶりに再開すると発表したことを受け、小泉農林水産大臣は「大きな節目だ」と語りました。
小泉進次郎 農林水産大臣
「我が国にとって重要な輸出品目である水産物について、中国向け輸出が再開されることは大きな節目です」
小泉農水大臣は、日本産水産物の輸入再開の発表についてこのように強調した上で、「迅速かつ円滑な再開に向けて、官民一体となって取り組んでいく」と述べました。
一方、福島県や東京都など10都県は引き続き対象から除かれますが、小泉大臣は「福島原発事故以来続く10都県からの輸入規制や牛肉の輸出再開等を中国側に引き続き求めていくとともに、香港、韓国などにおける規制についても撤廃を求めていく」としています。
日本産水産物をめぐっては、2023年8月、東京電力・福島第一原発の処理水放出に反発した中国が輸入を停止。
先月下旬に、日中両政府が輸入再開に向けた手続きを進めることで合意していました。
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